「もったいない」の本当の意味

「もったいない」ってとっても素敵な言葉ですよね。

私も大好きです。

ただ、本当の「もったいない」の意味を知っていますか?

「もったいない」

1.有用なのにそのままにしておいたり、むだにしてしまったりするのが惜しい。

2.身に過ぎておそれ多い。かたじけない。

3.不都合である。ふとどきである。もってのほかである。

デジタル大辞泉
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もったいない

片付けの中で「もったいない」の意味を間違えている人が多いです。

手放す時、捨てる時に、「まだ使えるのにもったいない」と言います。

でも、本当にそうでしょうか?

1番の意味なら、有用なのにそのままにしておいている状態こそがもったいないですよね。

2番の意味だとしても、手放すものが身に過ぎておそれ多いのであれば、手放すべきです。

3番の意味なら、不都合である、というのも手放すことが不都合なら合っていますが、モノに対してなら手放すことのが不都合な意味に合っていますよね。

「もったいない」のは、持っていることの方がもったいないのです。

モノを所有することはお金がかかる

モノは1つ持つだけでも管理にお金がかかります。

私はメンテナンスしないのでお金はかかりません、と言う人は分かっていません。

モノ1つでもお金は確実にかかっています。

洋服

クローゼットに入れることで場所代がかかっています。

ほったらかしにはできませんよね?

お洗濯したり、クリーニングしたりしますよね。

衣替えをしたり、クリーニングに行ったり、お洗濯をしたり、アイロンをあてたりと自分の時間給をつかっています。

洗濯機

置き場所が必要なので、場所代がかかります。

家電はメンテナンスが必要です。お掃除したり、壊れたら修理したりが必要になります。

処分する時もリサイクル費用や粗大ゴミ代がかかります。

スマートフォン

スマホも置き場所代がかかります。

充電するので電気代がかかります。

もちろん壊れたらメンテナンスが必要になります。

処分する時は、データ移行、初期化したりと面倒な処理が必要になります。

節約のためにも

「もったいない」のは、捨てることではなくて、むやみに家にいれることの方が「もったいない」です。

「もったいない」という精神があるのであれば、節約のためにもむやみにモノを買わないようにしましょう。

買う時に「もったいない」精神を発揮すれば、

  • 買う時の商品代のコスト削減
  • 管理代の削減
  • 処分代の削減

と削減のあらしです。

節約のためにも、買う時にこそ「もったいない」精神を発揮して欲しいです。

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投稿者プロフィール

山本 裕子上質な暮らしアドバイザー
夫婦二人賃貸暮らし
片付けを通して意識改革をしてもらい、今よりワンランク上の上質な暮らしをご提案しています。
自然派、シンプルライフをしながら横浜を中心に片付け作業、講演会、講座をして活動しています。
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