ドラマ「三千円の使いかた」見ていますか?

私は、このドラマの本を読みました。

すごく楽しく読みました。

この本はいろんな年代、性別、立場から描かれていて、すごく共感できます。

本とはちょっと違いますが、ドラマは分かりやすいです。

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ドラマの家の中を見るとわかる

このドラマの美術さん、すごく考えていらっしゃいます。

それぞれのロールモデルに合ったお部屋をつくってあります。

これが本当にうまく描いてあって面白いです。

今回のドラマでは、全員のお家が綺麗です。その中でもそれぞれのキャラクターに合わせたお家に作られています。

浪費家の子のお部屋

浪費家の働く女子のお部屋は、自分の好きな可愛いものばかりで埋め尽くされています。

お部屋にすごく満足している様子が分かります。

とにかく好きなものに囲まれていて楽しそうに生きていますし、憧れの一人暮らしで、素敵なお部屋にしていて、リア充女子のお部屋をしっかりと表せています。

節約家の若い夫婦のお部屋

出典:東海テレビホームページ

節約家の奥さんのお家は、スッキリと綺麗に片付いていて、良い感じに生活感を出しています。

このドラマの節約家の奥さんは、きちんとお金の管理をして節約していて、家族で苦労しないようにお金を貯めていこうと家族で一緒に頑張っている様子のお家になっています。

お家の中は奥さんを中心に管理が行き届いているのをしっかりとお部屋で表されています。

お金の使い方を知っているおばあさんのお部屋

出典:東海テレビホームページ

スッキリと片付いていて、自分のためのお部屋という感じになっています。

最近買ったマッサージチェアーがお部屋にドーンと置いてあって、今、って言うのも大事にしているのがよく分かります。

この物語の鍵になる3000円の使いかたをしっかりと知っているおばあさんのお部屋って感じ、計画的にお金を自分のために使っているのが分かるお部屋です。

浪費家が家を散らかす?

私は、お片付けの現場で、自分の「好き」だけに囲まれる生活をしていますか?と聞いています。

これってすごく大事です。

浪費家の独身OL女子の子のようなお部屋ですね。

どうせお金を使うなら自分の好きなものばかりのほうが良いですよね。

この子のお金の使い方はちょっと問題ですが、お部屋自体は独身ならすごく良いと思います。

でも、このOL女子のお部屋は散らかっていません。

もちろん、ドラマだからって言うのもありますが、ちゃんと自分が好きなものを買っていて素敵にインテリアを作っていて、散らかしているわけじゃないです。

それは、自分が憧れている一人暮らしができて、インテリアを楽しみたい気持ちがすごく出ていて、浪費家だから散らかかるお家ってことではないです。

もちろん浪費家は散らかる原因ではありますが、それよりももっと怖い散らかる原因があります。

節約が家を散らかすこともある

ほとんどの人は、モノを買うその瞬間は「好き」「欲しい」って思って買っているとおもいます。

欲望のままにお金を使っていると、お金が大変ですよね。

そして、浪費家のお家はものが多くて散らかっていると思いますよね。

お買い物依存症の場合を除いて、自分の好きなものばかりを買い続けるのは普通は金銭的に難しいです。

それよりも私が怖いのは、節約家の人の散らかっているお部屋です。

片付けを依頼するお宅には節約をしているが故にたくさんのものがあるお家が多いです。

節約家と言っても、ドラマに出てくる若奥さんのような節約家ではありません。

闇雲に節約する節約家です。

闇雲節約家の家が散らかるわけ

やみくもに節約する人は、とにかく安いものを買っています。

1円でも安いものを買ったり、なるべく安いものを買うようにしていると、家の中が薄っぺらくなっていることがあります。

お買い物をするときは、気に入っていると思って買っていますが、「安いから」気に入っていることが多くて、本当に気に入ってから買っていません。

そういうものって本気で気に入っているわけではないので、満足しなくてすぐに他のものも欲しくなるんですよね。

でも、節約している感覚があるし、安いから大丈夫って思って、どんどん買ってしまいます。

そうなると、お部屋が散らかり放題になります。

こういう人は、節約をしている、という逃げ道があるから、気づかないことが多いです。

それなら、このドラマの浪費家OL女子さんの好きなものばっかりで揃えたお部屋で、自分の好きなものに囲まれているためにお金を使っている方がまだマシです。

少額のお金の使いかたで変わる

少額のお金の使い方で生活が変わります。

だからと言って、チマチマ闇雲に節約するのではなくて、少額でもお金の使い方を考えるのが大事だと思います。

私は、自分が何にどれだけのお金を使っているのか知っているのが大事だなぁって思っています。

私は、家計簿をちゃんとつけ始めてから、何によく自分がお金を使っているのか、どんな癖があるのかを知ることができました。

適当に買うのではなくて、自分が気に入って本当に欲しいもの、必要なものを買うようになると、お金の使い方が変わって、お家の中も変わってきます。

家族がいるなら

家族がいるならちゃんと話し合って買うものを決めて欲しいです。

散らかっているお家は、家族と話し合いが出てきないお家が多いです。

リビングなどパブリックスペースは特にみんなで話し合って欲しいです。

そうすることで、みんながお部屋に愛着を持つようになって、ちゃんとものを大事にするようになって、お家が綺麗に保たれるようになる可能性が高くなります。

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投稿者プロフィール

山本 裕子上質な暮らしアドバイザー
夫婦二人賃貸暮らし
片付けを通して意識改革をしてもらい、今よりワンランク上の上質な暮らしをご提案しています。
自然派、シンプルライフをしながら横浜を中心に片付け作業、講演会、講座をして活動しています。
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