生前整理は若いうちから!

「生前整理」と聞くと、まだ私には早いって思っていませんか?

そう思った方に質問です。

「あなたはいつ死にますか?」

失礼な!!!!って思うかもしれませんが、残念ながら「死」は高齢の方だけに訪れるものではありません。「死」はいつ誰のところに訪れるのかわからないものなんです。

なので、若いから大丈夫、というわけではありません。

生前整理は、すぐにでも全員やっておいた方が良いことです。

生前整理とは

生前整理とはどんなことを指すのでしょうか。

生きているうちに、死後のことを考えて、財産や身辺の整理をすること。終活の1つ。

weblioから

生前整理は元気な時に考えておかないと、自分で意志決定ができなくなってからでは周りが困ることがあるかもしれません。

どんなことがあるのでしょうか。

  • 財産のこと
    • お金、債券、株式、保険、銀行など
  • 自分の体のこと
    • 介護、余命宣告、延命処置など
  • お葬式のこと
    • 希望の式、連絡して欲しい人、遺影など
  • デジタルのこと
    • SNS、サブスク、会員登録、パスワードなど
  • 家の片付け

これらのことは必ずやっておいたほうが自分のため、残される人のためになります。

生前整理のメリット

生前整理をすることのメリットはたくさん!

  • 残された人が後片付けしやすくなる
  • 死について考えると
    • 生きていることを感謝する
    • 時間を大事にするようになる
  • 後悔が少ない人生を送ることができる
  • 自分に必要なことが見えるようになる
  • 自分の人生についてしっかり考えることができるきっかけになる

と多くのメリットがあります。

残された人だけじゃなくて、自分の人生をより良くするための作業でもあるので、若いうちからしっかりやってほしいです。

財産のこと

自分が財産を残したい、と思う人に財産をちゃんと残したいですよね?

そのためにも家族にわかりやすくしておくことが大事です。

家族じゃない人や、寄付をしたい時などは、公正証書に書き残しておいたほうが揉めなくて済みます。こういった場合は、税金の問題等もありますので、専門家に相談しておくと安心です。

今は色々なものがデジタルになっていることが多いので、通帳やカードなどの「物」がないこともあります。そうなると、残された人には何も情報がないことになります。

そうならないためにも、どこにどんな財産があるのかメモを残したり、家族と情報を共有しておくようにしましょう。

パソコンに入れている人も多いのですが、パソコンのパスワードが開けられないことも多いので、パスワードを管理しているノートなどを準備して、家族と共有しておきましょう。

自分の体のこと

自分の体に関することも意思決定できるうちに書いておくと、家族がどうすべきか難しい判断を迫られた時の助けになります。

自分で財産が管理できないような状態になることや介護が必要になることもあります。

そんな時に、財産を管理して欲しい人や、介護をして欲しい人を決めておいたり、その人に伝えたいことを書き残したりしておく。

余命宣告、延命処置も家族はおそらく悩むところです。ちゃんと決めておくと家族は悩まなくてすみます。

家族と意思を共有しているのは良いのですが、口頭で伝えるだけ、はやめましょう。

後で家族が周りから非難されることがあるからです。

きちんとどうして欲しいのかを書き残しておくのが重要です。

お葬式のこと

お葬式のこともちゃんと書いておきましょう。どんなお葬式をしたいのか、費用のこともちゃんと書き残しておきましょう。

書き残していないと揉める原因になります。

書き残すことは残された人を守るためにして欲しいです。

「お葬式は簡単な家族葬で」

と家族や夫婦で決めていたとします。でも、その話し合いを知らない人は、本当に本人の意思なのかどうかがわかりません。そうなると、残された人が「冷たい人」「残酷な人」などと、言われることがあります。

必ず書面で書き残すようにしましょう。

お葬式をするときにとても困るのが「遺影」です。

お葬式の写真が準備してあると、残された人はすごく楽です。

綺麗な姿の写真を飾ることができれば、お式の間もずっと綺麗な姿をみんなに見てもらえます。また、遺影を四十九日や○回忌などの法要でも使うことがあります。そんな時も自分が納得した綺麗な写真があると、ずっと素敵な自分を見てもらうことができます。

ちゃんと分かるように準備しておきましょう。

デジタルのこと

今はSNSやサブスクなどのことも考えないといけません。

Facebookをはじめ、自分の最後の設定が選べるようになっているSNSもあります。他にも3ヶ月ログインがなければ抹消してくれるサービスなどもあります。

サブスクや会員サービスなどは、月会費、年会費がかかるものがあります。自分が判断できなくなってから、亡くなってから、どんどん勝手にお金が支払われることも考えられます。

もったいないですよね。

SNSやサブスクのこともきちんとしっかり情報共有しておきましょう。

家の片付け

遺品整理はものすごく時間がかかります。

私は祖父母の遺品整理を経験したことがあります。

家丸ごと1軒だったのですが、とんでもない量の物が溢れていました。

祖父母には子供が5人(男1人、女4人)いました。

全員が集まって片付けましたが、その子どもたちも60代になっていて、体力的にもしんどそうでした。孫の私も手伝いに2時間以上かけて週末に通いました。それでも半年かけても片付かず、結局、お金をかけて捨てることになりました。

片付けが出来ていないと、残された人が本当に困ります。

実家の片付け、という依頼を受けてすることはよくあります。

ものすごくたくさんの量の荷物があります。高齢の方が一人で住われているのに、10人くらい住んでいるのかしら?と思うほどの荷物があって、本当にびっくりします。

片付けは高齢になると余計に大変になります。

明日やろう、明日やろうと、どんどんしんどくなってきて、とんでもない物の量になり、一人ではどうしようもなくなってしまいます。

今は高齢者のゴミ屋敷化が社会現象にもなっています。自分は大丈夫、と思っていても、いざ自分の体が動きづらくなったら、片付けができなくなる可能性が大きくなります。

今日が1番若い日です。今日から片付けを始めておきましょう。

まとめ

人の死は必ずやってきます。

あなたは、明日自分が亡くなるとしても大丈夫ですか?

生前整理をするのはすごく縁起が悪いという人もいますが、そんなことはありません。

生前整理をした方が、人は明るく人生を送ることができます。

死を見つめると、今を大事に丁寧に生きるようになります。そうなると、人生をより楽しむことができ後悔の少ない人生になります。

一度、自分の死を見つめて、いつ「命の最後」を迎えることがあっても悔いのない人生を送れるように、毎日を楽しく一生懸命生きるようにしてみませんか?

少しでも生前整理をするきっかけになってもらえたら嬉しいです。

投稿者プロフィール

山本 裕子上質な暮らしアドバイザー
夫婦二人賃貸暮らし
片付けを通して意識改革をしてもらい、今よりワンランク上の上質な暮らしをご提案しています。
自然派、シンプルライフをしながら横浜を中心に片付け作業、講演会、講座をして活動しています。