お引越し直前のコツ
お引越しは事前準備が大事なのですが、もうお引越し直前になってしまった、っていう人もいると思います(笑)
お仕事が忙しかったり、家事、子育てに忙しかったりすると、お引越しに全力を注ぐなんてできない人がほとんどだと思います。
そんな人に向けて、直前でも大丈夫!
なんとかなる方法をお伝えします。
目次
お引越し前
お引越し前に準備をしていると、お引越し後に楽なのですが、今はそんなことは言っていられません。
段ボール詰めがある程度終わっている状態。明日がお引越しという前提です。
(段ボール詰めが前日でも全然終わっていないのだったら、とにかく手を動かして、詰めていってください。お引越し屋さんに楽々パックのようなものを頼んでいらっしゃる場合は今回の前提条件と同じです。)
スーツケースに着替え
段ボールに全部詰めてしまうと、全部開けられなかった時、段ボールをうまく見つけられなかった時に困ります。
下記のものをスーツケースや旅行バッグなどに入れて自分達で運んで管理しましょう。
着替え、パジャマ、貴重品など
トイレットペーパーはジプロックに
軽い食事はお湯を入れたらできるようなのが簡単で良いです
- 着替え
- 下着などを見つけられなくても、自分で持っていると安心。次の日にお仕事や学校がある場合も段ボールを開ける必要がなくて便利です。
- パジャマ
- すぐに寝られるようにパジャマを準備しておきましょう。
- 軽い食事
- 新居の近くにどんなお店があるのかわからないことも多いですし、お引越し作業に一生懸命になっていたら、気づかないうちにすごく遅い時間になっていることもあります。疲れて、外にお出かけするのがしんどいこともありますよね。
- すぐに必要なお仕事、学校のもの
- お仕事、学校のものは段ボールに入れてしまって、すぐに見つけられなかったり、段ボールを積み重ねていて、下の方にあったりすると、出すのがしんどくなります。
- 貴重品
- 貴重品はなくなると困りますし、お引越し業者さんを怒っても仕方ないです。そんなことにならないように、貴重品や無くなったら困るものは自分で管理しましょう。
- トイレットペーパー
- これだけ異質ですが、トイレットペーパーはいろんな用途に使えるので便利です。お引越し業者さんよりも早く新居に着いた場合は、お引越し業者さんが来られるまでの間、ペーパーがなくてトイレが使えないこともあります。ティッシュがわりにもできますし、雑巾のようにちょっとお掃除に使えたり、とっても便利です。
これだけの準備をしておくと安心してお引越し当日の夜を迎えることができます。
段ボールに最後に詰めるもの、最初に荷解きするもの
段ボールに最後に詰めるものは、新居で最初の方に使うことが多いです。
最後に詰めると良いものは人それぞれですが、一般的に最後に詰めると良いものをご紹介します。
最後に段ボールに詰めるもの
- お風呂グッズ
- 水切りが必要なので、なるべく前日にお風呂に入っておいておく方が良いです。ぎりぎりまで水切りして、最後にビニール袋に入れて段ボールに詰めましょう。
- ビニール袋
- 45Lくらいの大きなゴミ袋は用途がたくさんあるので、最後まで置いておきましょう。水が漏れたりしそうなものを入れたり、ゴミが最後に出たり、汚したくないものを入れたり、と使い勝手が良いです。
- 掃除グッズ
- 旧居のお掃除をするときに使いますし、新居のお掃除にも必要です。家具を置く前に家具の裏や底面、上などを拭くことができて、滅多にできないところのお掃除ができます。
- キッチングッズ
- お湯を沸かせるもの。飲み物を飲めるようなカップなど。洗剤とスポンジなどを最後に詰めるようにしましょう。
- カーテン
- 新居で早めに付けて欲しいので、最後に詰めるか、すぐにわかるようにしておきましょう。カーテンをすぐに付けたい理由は、お引越し作業に没頭していると、知らない間に真っ暗になっていて、家の中が丸見えになっていることがあります。カーテンを先にかけておくとそういう心配がなくなります。
- 洗濯物
- お洗濯をしなくちゃいけないものは、洗濯ネットに入れて、きれいなお洋服とは分けておきます。ネットに入れていると、新居で洗濯機が使えるようになったらすぐにお洗濯ができます。濡れたものを移動させるより、乾いたものを移動させる方が良いので、お洗濯をお引越し前にしたいなら、乾燥機などを使ってしっかり乾かしましょう。乾きそうになかったら、新居でお洗濯をするようにしましょう。
間取り図を見たり、妄想を積極的にする
時間があればできる限り間取り図を見て、新しい暮らしを妄想してください。
明日がお引越しならあまり時間はありませんが、どれだけ妄想するかで収納する速さが変わります。
箱詰めしながら、お掃除しながら、移動しながら、積極的に妄想をしてください。
箱詰めするとき
まだお引越しに時間があるのであれば、段ボールに詰めるのは必要なものだけにしてください。不要なものは捨ててください。ただ、前日になっている場合はそんなこと言っていられません。どんどん詰めていってください。
時間がない時は何も考えずにどんどん詰めることを優先してください。
少しでも時間がある場合
- 新居の間取り図の収納ごとに段ボールを詰める
- なるべく同じものを同じ段ボールに入れる
- 壊れるかもしれないことを念頭に入れて、どうしても壊したくないものは自分で運ぶ
- どんなものが入っているのか、また、どこに収納するものなのか段ボールに明記しておく
新居ですること
新居ですることはたくさんありますが、お引越しをスムーズに出来るだけ疲れが出ないようにする方法をお伝えします。
夕方までに
お引越しの作業を一心不乱にしていると、疲れていることも忘れていたりしますし、あっという間に暗くなるかもしれません。そんな時にしておくと良いことをお伝えします。
- 当日夕方までには寝室の準備、お風呂を使えるように(タオル、シャンプー、コンディショナー、ボディソープなど)しておく。
- キッチンはお湯を沸かせるくらいにはしておく。
- カーテンは付けておく。
掃除をする
お家全部を軽く掃除しましょう。
家具を置くときは、普段、出来ない家具の裏や底なども掃除しましょう。
段ボールを開ける
ダンボールは2〜3日で開けてしまいましょう。そのつもりで、お引越し屋さんに段ボールの引き取りをしていただけるのであれば、早く引き取りに来ていただけるよう予約を入れておきましょう。
段ボールのまま収納に詰め込むのは絶対にやめましょう。
間違いなくそのままになって、何年も経ってしまって、何が入っていたかも忘れてしまいます。
必ず、全ての段ボールを開けて自分の持ち物を確認しましょう。
家の中のものを全て触る機会はなかなかありません。お引越し後の生活をより過ごしやすく、素敵な暮らしにするためにも段ボールから全てを出して、持ち物の確認をしてくださいね。
片付けをする
お引越し前に片付けをしていなのであれば、ここから片付けをします。
お引越し前にしていても、実際に新居に来たらなんとなくイメージに合わない、などもあるかもしれません。
なので、段ボールを開けるときに同時にゴミ袋も準備してください。
1つずつモノを出していく時に
「新居で使いたいもの」か「新居で不要なもの」かを
選んでください。
不要なものはどんどんゴミ袋に入れていきます。
ここでしっかり選んでおけば、収納するときに楽になります。
何も考えずに収納してしまったり、段ボールのまま押し入れの奥に入れてしまったら、次のお引越しまでずーっと開けないままになってしまうこともあります。
そんなことになったらスペースが勿体無いです。
お引越しはチャンス!
お引越し直前のコツをお伝えしてきましたが、どうですか?なんとなくわかってもらえたでしょうか?
ワクワクしながら、お引越し作業を進めてほしいです。お引越しは、新しい生活への準備です。
その準備を整った状態にすることは、新しいスタートを切る地盤を固めることができます。
一旦生活を始めてから空っぽの収納を作るのは大変です。
空の収納庫に収納できるお引越しの機会はとっても大事。このチャンスを逃さないようにしましょう。
お引越しのチャンスをしっかり生かして、素敵な暮らしを始めるきっかけにしてもらえたら、と思います。
投稿者プロフィール
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夫婦二人賃貸暮らし
片付けを通して意識改革をしてもらい、今よりワンランク上の上質な暮らしをご提案しています。
自然派、シンプルライフをしながら横浜を中心に片付け作業、講演会、講座をして活動しています。
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