ざわざわ感が景色になる怖さ

効率的な動線って大事ですよね。

それにこだわりすぎると、気づかない間に景観が悪くなっていることがあります。

そして、その景観の悪さがざわざわ感に繋がることがあります。

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ビフォーアフター

同じ玄関のBEFOREAFTERです。

全然見た目が違うのがわかりますか?

のれんと、突っ張り棒を外したことと、小物を半分に減らしたことで一気にすっきりしました。

写真を撮るために、一旦外した突っ張り棒でしたが、お客様に外したままにしてください、と言われました。

スッキリ感が全然違ったようです。

隠したい

隠したいから、と布をかける人がいます。

のれんも同じです。

でも、のれんの役目は隠したいからではありません。

風やほこり、寒さなどから守る役割があった暖簾。

見せたくないものを隠したいから使うのはやめましょう。

同時に見せたくないモノに布をかけると、余計に目立ちます。

おしゃれでかける布と、隠したくてかける布は見たら全然違います。

ダイニングに置いているカラーボックスの中を隠したいから布をかけています。

でも、隠したいのがバレてしまっています。

布をかけなくても整えていたら、スッキリして見えますよね。

隠したいなら収納の中へ

隠したいなら、収納の中に入れるようにしましょう。

そうすることが一番キレイに隠せます。

突然のお客様の時に隠せるようにするには、収納にスペースを作っておくのもとっても大事です。

そのためにも収納スペースは7割くらいにしておくのが良いです。

片付いた状態でスッキリ感

片付いた時に味わうスッキリ感を覚えていて欲しいです。

このスッキリ感はを毎日味わうと、心が整って、気持ちが安らぎます。

毎日見ている光景は景色となって、「そういうもの」と思いがちです。

スッキリした空間は、ずっとスッキリした感覚を私たちに与えてくれます。

ということは、雑多な空間は私たちに雑多な感覚を私たちに与えます。

雑貨屋さんのワクワク感

雑貨屋さんに行ったら、ワクワクすることがないですか?

たくさんのものがあって、楽しくて、ってあの高揚した気分。

もちろん家でもそういうお部屋があるのは楽しくて良いです。

でも、リビングがずっとそういう感じだと、疲れます。

趣味部屋がワクワクする空間なら良いですが、リビングは少し落ち着いた方が良いです。

スッキリ感とザワザワ感

スッキリした空間だとずっとすっきり感を味わえて、それが当たり前になります。

ザワザワ感のあるお部屋だとずっとザワザワ感を味わうことになります。そして、それが当たり前になります。

そして、当たり前すぎて、どうして体が疲れているのか、どうしてザワザワするのかわからなくなります。

それがこのザワザワしたものが景色なってしまう怖さです。

いつの間にか精神的に疲れてしまうことのないように片付けはとっても大事です。

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投稿者プロフィール

山本 裕子上質な暮らしアドバイザー
夫婦二人賃貸暮らし
片付けを通して意識改革をしてもらい、今よりワンランク上の上質な暮らしをご提案しています。
自然派、シンプルライフをしながら横浜を中心に片付け作業、講演会、講座をして活動しています。
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