【防災備蓄食】準備するものはこれ!
被災したら、都会なら2%の人しか避難所に入れない、と言われています。
- 自助 自分で自分を助ける
- 共助 隣近所で助け合う
- 公助 公的機関に助けてもらう
この中で、まず自助が大事です。
自助のためには備蓄が大事です。
ここでは食事に特化してご紹介します。
目次
最低3日分
最低3日分の防災食は必要です。でもこれは最低限の量です。
できたら防災食は1週間分は欲しいです。
他にも缶詰や、冷蔵庫の中のもの、野菜、乾物などで、パッククッキングをして1ヶ月くらい暮らせるようになっていればベストです。
お水
大人1人1日分で3Lが必要です。これを家族の人数分揃えます。
うちは夫婦2人です。
3L×2人 6L/日
1週間分なので、2Lのペットボトルのお水を21本準備しています。
お水なのですが、賞味期限が切れても使えますので、もし、賞味期限が切れていてもすぐに捨てないで上手に使ってくださいね。
ペットボトルのお水
ペットボトルは、ほんの少し通気性がありますので、ペットボトルの中の水が少しずつ蒸発していきます。そのペットボトルの中の水の量が変わってしまうので、賞味期限が決められています。
ペットボトル内のお水は開栓しない限りは腐ることはほとんどありませんが、新しい方が良いので、賞味期限内に飲む方がもちろん良いです。
防災食
防災食、と言われるものがあります。
- 日持ちする
- 調理が簡単
被災した時にこのようなものがあるとすごく便利です。
防災食を1週間分を準備してください。
これら3枚の写真はうちの防災食の1週間分です。
尾西のアルファ米はとっても便利です。お水でもお湯でも戻せるのは被災している時にはとても重宝します。こちらの商品はパッケージが器にもなっていて、中にスプーンも入っているので、お水さえあれば食べられます。
次は朝食に準備しているパンの缶詰です。私たち夫婦はパンが大好きなので、こういうものも準備しています。このパンの缶詰は、調理をせずにそのまま食べられます。
準備しているものを1日分ずつ分けておきます。それだけで、ちゃんと何日ぶんの食料がある、と分かるので不安に駆られて大量に買うことがなくなって良いです。
最近では美味しいものがいっぱいあるので、期限が切れる前に食べて、新しい商品を試してみてくださいね。
そのほかの食べ物
ほかの食べ物もちゃんと備蓄食になります。
缶詰、レトルト食品、カップ麺、乾物、冷蔵庫のものなど、食材はたくさんあります。
よほどのミニマリストでない限り、自炊をしている普通のおうちであれば、1ヶ月分くらいの食料はあることが多いです。
いろんな食材が被災した時にも使えるので、無理して防災食をたくさん揃える必要はありません。
冷蔵庫のもの
冷蔵庫のものも備蓄食になります。
冷蔵庫のものはこの順番で使いましょう。
冷蔵庫のもの→冷凍庫のもの
冷蔵庫のものはなま物が多いので、出来るだけ無駄にならないように早めに調理して使ってしまいましょう。
使い切れないものは冷凍庫に入れておきましょう。
電気が止まっていても、冷凍庫にモノを入れれば冷蔵庫がわりになります。
冷凍庫のものは、ゆっくり自然解凍しながら食べるようにしましょう。
冷凍庫は満杯になっている状態で、ちゃんと閉められるようになっていれば2〜3日は冷蔵庫のように使えます。
乾物、缶詰、野菜
普段から使っているものも備蓄食になります。
乾物は長期保存ができるし、栄養も豊富なので、とっても便利です。
お湯やお水で戻すだけでも食べられるし、調理しても美味しいです。
缶詰はそのまま食べられるモノが多く、お肉やお魚などもあるので栄養があり、味も美味しいので、被災した時にあったら嬉しいものです。
野菜も調理したり、生で食べたり、といろんな方法で食べられます。
パッククッキング
パッククッキングを知っていますか?
ビニール袋とお湯で作る料理方法です。これを知っていると、被災した時の食事が変わります。
パッククッキングをすることで、調理ができるので、一気に1ヶ月くらいの食事が心配なくなります。
- 防災食を1週間分
- お水を1週間分
- 乾物、缶詰、野菜
- 冷蔵庫のもの
- カップ麺、レトルト
これらをパッククッキングで活用すると、暖かくて美味しいお食事になります。
パッククッキングに必要なもの
- カセットコンロとカセットガス
- 高密度ポリエチレンの袋0.01mm以上のもの
- お水
- お鍋(熱伝導の良いもの)
パッククッキング
時短料理としても優秀なので、被災した時だけじゃなくて普段からパッククッキングに慣れておきましょう。そうすると被災した時に困らないです。
パッククッキングのメリット
パッククッキングにはメリットがたくさんあります。
- お水を何度も使いまわせる
- 1度にいろんなお料理を作ることができる
- 温かいものが食べられる
- お皿が汚れない
パッククッキングをすることで、冷蔵庫のものや冷凍庫の中の生では食べにくいものも調理できます。
被災したときは、体は疲れています。そんな時は出来るだけ温かいものや火を通したものを食べる方が私は良いと思っています。
避難が続いている場合は、免疫も落ちますので、生のものは食べないようにしましょう。
パッククッキングの方法
- お米 90g
- お水 100〜120ml
ポリ袋にお米とお水を入れて空気を抜いて、袋の上の方で結ぶ。
お水を沸騰させてたら、中火で30分茹でる。
結び目のすぐ下を切って、お椀に被せて、お皿を汚さないようにします。
1ヶ月分の食事も大丈夫
1ヶ月分の食事というと、どのくらい準備したら良いのか全然わからないですよね。
乾物、缶詰、冷蔵庫のもの、防災食などをうまく組み合わせてパッククッキングも使えばそんなに大変ではありません。
震災を経験すると
震災を経験するとミニマリストみたいにモノをすごく減らす人と、不安からモノをすごく増やす人がいます。
モノが増える人は基本的に不安を持っている人が多いです。
不安があるとモノが増えやすくなります。
もし、モノが壊れて使えなかったら
もし、震災がきてしばらく食べ物がなかったら
もし、〜。もし、〜。
とたくさんの「もし」のせいで不安になって、モノをいっぱい増やします。
ゲーム感覚で
不安になるくらいなら、1週間でも良いので、あるものだけでお料理をする、というのをやってみてください。
意外と缶詰、乾物、冷蔵庫のものだけで1週間や2週間くらいの食事はできるものです。
ゲーム感覚で楽しんでやってみると、被災した時の不安が減ります。
防災食を食べ慣れておくことは、心が荒むのを防ぎます。食べ慣れないものを食べることは精神的なストレスを産みます。
一度やってみる価値は大きいです。
備蓄の量は適度に
備蓄はあればあるだけ良いです。
ただ、お家の広さには限りがあるので、いつ来るか分からない災害のための備蓄ばっかりに部屋を占領されてしまったらお家がもったいないです。
備蓄は最低限の3日分を準備してから、その後少しずつ増やしていきましょう。
そして、自分たちが安心な量をそろえるようにしましょう。
まずは、
- お水 9L(1日3L×3日分)
- 防災食 9食(朝、昼、晩×3日分)
- カロリーメイト、羊羹、チョコレートなどのお菓子 3個(1日1個のお菓子)
ここから始めてみましょう。
投稿者プロフィール
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夫婦二人賃貸暮らし
片付けを通して意識改革をしてもらい、今よりワンランク上の上質な暮らしをご提案しています。
自然派、シンプルライフをしながら横浜を中心に片付け作業、講演会、講座をして活動しています。
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