ゴミ屋敷は誰にでも起こる可能性がある

ゴミ屋敷を見たことがありますか?

ゴミ屋敷に住んでいる人は特別な人って思っていませんか?

いろんな理由でゴミ屋敷になってしまいます。

他人事ではないです。

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ゴミ屋敷になる理由

ゴミ屋敷になる理由は色々あります。

本当に数えきれないほどあります。

  • 子育てに忙しくて
  • うつ病になって
  • お仕事が忙しすぎて
  • 震災をきっかけに
  • ペットロスから
  • 大事な人を亡くして

など。

本当にたくさんの理由があって、何かのきっかけでゴミ屋敷にどんどんなってしまう。

誰にでも起こることです。

心の不安がモノに現れる

心の不安はものになって現れてきます。

不安なことがあると人は何かで解消しようとします。

不安の根本を解消するならモノに走ることはありませんが、不安の根本を解消できなかったら別のことで解消しようとすることがあります。

心の不安がモノに現れた例を2つご紹介します。

病気をしてから不安に

病気をしてから不安になる人は多いです。

  • すぐに買い物に行けない
  • 入院や在宅看護で大量のタオルが必要になった経験が
  • 前立腺がんのために下着がたくさんが必要になった

こういう経験をすると、ストックをしておかないと不安になる人がいます。

ストックがいけないわけじゃないです。ストックはとっても大事。

不安が強い人は、限りなくストックをしていても、ストックをどれだけしてもまだ足りないって思っちゃいます。

そうなると、生活スペースを圧迫してもストックをしないと不安で仕方なくなります。

いくらあっても良い、すぐに使うから、足りなくなったら困るから。

こんなふうに思うから買ってしまうのでしょうね。

不安だから仕方ないです。

自分の居場所が無くて

家の中で自分の存在が小さいと思っている人に多いです。

例えば、パートナーはお仕事が忙しい、子どもたちは反抗期、誰も自分の話を聴いてくれない。

浮気されていて自分のことを見てくれない。

こういう悩みが心の底にあると、無意識に自分のものをあちこちに置いて存在をアピールする人がいます。

家全体が一人の人のお部屋ってことがあります。

不安の原因を知る

ゴミ屋敷になりかけている人は、自分の不安の原因を知ることが始めてみてください。

不安を知って原因を解消することがゴミ屋敷にならない一番の方法です。

  • モノをアイテムごとにまとめる
  • 何が多いのかを知る

ここから、自分の不安を知ることができる場合があります。

実家の母の例

下着の整理をしていて、靴下が異常にたくさん出てきました。

下着を5枚ずつに絞ろうとしていたところだったので、靴下の多さに母親もびっくりしていました。

分厚い靴下が多かったので、「寒がりなの?」と聞いたら、「冬場に足元が冷えて足が痛くなる」とのことでした。

それならと極厚ウールの靴下をプレゼントしました。

履いているだけで暖かくて、冬用の少しぶ厚めの靴下とそのウールの靴下だけで大丈夫になりました。

分厚い靴下がたくさん必要だと思っていたのが、暖かい靴下があれば大丈夫なことがわかったらたくさん必要なくなりました。

必要数を知る

必要数とは、週に、1ヶ月に、1年に、など必要数を知っていると、今自分がストックしているものがどのくらいの期間もつのかわかります。

例えばトイレットペーパー

うちは12ロールで1ヶ月強です。

うちのペーパー類(トイレットペーパー、ティッシュペーパー)のストックは1か月分です。

だから、必ず12ロール以上は家にストックしてあるようにしています。

トイレの収納に11ロールと使用しているもので1ロールで計12ロール

トイレの中に12ロールがいつもあるようにしておけば、1か月はトイレットペーパーを買わなくても大丈夫ってこと。

ストック置き場に12ロールを買ってあって、そこからトイレ内収納に補充していきます。

ストック置き場のが無くなったら、すぐに12ロールを買います。

自分達がどのくらいの量を使うのか知っておくと不安が減ります。

地震や災害が起こる不安は消えませんが、ストックの不安は消えますよね。

みんなで助け合う

ゴミ屋敷になる人は特別な人じゃないです。

普通の人が徐々になったり、何かが引き金になって片付けられなくなったり、本当に理由は色々です。

私はみんなで助け合うことが大事だと思っています。

家族の中に一人でもゴミ屋敷にするような人が居たら、たちまち家が散らかります。

家族がなんとかしなきゃって思う頃には立派なゴミ屋敷が出来上がります。

ちょっと散らかり始めた時に家族の誰かが気づいたり、お友達が気づいたりすると、ひどくはならないと思います。

片付けながら気づく場合もあるでしょうし、心を癒してから片付ける場合もあるでしょう。

まずは、誰かが気づいてあげることが大事ですし、自分で気づけたら誰かに相談してみて欲しいです。

おせっかいかもしれませんが、おかしいくらいに生活が乱れている場合には、声を掛け合うって大事かなぁって思います。

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投稿者プロフィール

山本 裕子上質な暮らしアドバイザー
夫婦二人賃貸暮らし
片付けを通して意識改革をしてもらい、今よりワンランク上の上質な暮らしをご提案しています。
自然派、シンプルライフをしながら横浜を中心に片付け作業、講演会、講座をして活動しています。
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