不安になると生活が変わる

「ボウリング・フォー・コロンバイン」という映画を観ました。

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この映画は心の不安が巻き起こす様々な問題を銃問題に絡めてお話をされていて、それがお片付けに似ているな、と感じました。

「ボウリング・フォー・コロンバイン」という映画は、1999年のアメリカのコロラド州の高校の銃乱射事件のことをマイケル・ムーア監督がドキュメンタリーで撮ったものです。

視点が面白くて、考えさせられる映画だったので、ぜひ、観てもらいたい映画です。

この中で気になったのが、マスコミが米国人の不安を駆り立てていて、国民が不安になっている、という言葉でした。

どうしてアメリカだけ?

銃を所持している国民が多い国はたくさんありますが、アメリカでは銃事件での死者が1万人を超えています。

ヨーロッパではそこまで多い国はありません。映画の中の情報ですが、他の国では銃による死亡事件は300人以下でした。

どうしてアメリカだけはそんなに多いのか?

マスコミが煽る不安

根拠の1つに「不安」というのがあるそうです。

マスコミが不安を煽ることで、国民は自分を守らなければって思うようになるそうです。

自分は誰かに襲われるかもしれない、と思うことで常に不安になり、精神的に疲れて不安症になっていくようです。

マスコミは視聴率を考えて番組を作っています。

映画の中で言われていたのが、実際の犯罪件数は20%減っているし、年々犯罪は減っているのに、マスコミが取り上げる事件は600%増えたと。

怖いですよね。

マスコミが不安を煽るのは本当に良くないことだと思いますが、反対に、それを喜んで見てしまう人がいるから、なくならないのでしょう。

不安はモノをためる

不安になるとモノをためることにつながることがあります。

自分を守ろうとして、必死になってモノを抱え込みます。

たくさんモノがあると安心する気持ちは、私もめちゃくちゃわかります。

食材が家の中に全然なかったら私も不安になると思うし、そんな時に地震が起きたらパニックになるかもしれません。

そんなことを考えたら、できるだけたくさんのモノを周りにストックしておきたいって思ってしまうのもわからなくもないです。

確かな情報を自分で選び取る

情報を自分から選び取る力が大事です。

不安ばかりを煽るような垂れ流しの情報を信じてしまうのはよくないです。

情報が溢れている今だからこそ、自分で選ぶ力が必要です。

2020年の4月ごろはコロナのことがよくわからなくて、緊急事態宣言が発令されていたころ、私の友人は流れてくるテレビ番組をずっと見ていて、鬱っぽくなってしまったそうです。

毎日毎日怖いくらいに不安を煽られたそうです。

うちにはテレビがないので、そんなことを全然知りませんでした。

最低限の情報は自分達で取っていましたが、テレビではないので、情報がずっと家の中を流れっぱなしではなかったです。

それが功を奏して私たちは、最低限のコロナ情報だけだったので、鬱にならずに済みました。

取捨選択

取捨選択は片付けでも言われることですが、普段の生活からもすごく大事です。

情報も取捨選択が大事です。

トイレットペーパー、お米、マスクが都会から無くなりましたが、たぶん買いだめする人がいなければもしかしたら全員に適正価格で行き渡らせることができたかもしれません。

それより、みんなが以前からちゃんとマスクを防災用に常備していれば、急になくなることはなかったかもしれません。

不安になりすぎると買いだめする人が出てきます。

また、それをお商売にする良くない人も出てきます。

できたら不安に思うことを勉強して、必要なことは何なのかを知ることが大事です。

知識が不安を減らす

自分が不安におもっていることを取り除くための知識を身につけて、どうして不安なのかを取り除くことが大事です。

不安が別の不安を引き寄せて、どんどん不安にさせます。

知識は知らないことを教えてくれて、どうやって不安に備えたらよいのかを教えてくれます。

備えあれば憂いなし、です。

知識を得たからと言って全ての不安が取り除けるわけではありません。でも、知識をえても取り除けないような不安はどうしようもないことかもしれません。

それなら、自分ができるだけのことをして、あとは今を楽しむことのが大事です。

片付けは選択眼をつける

片付けは選択眼を身につけることができます

今の自分に必要なものが何かわかるようになります。

要不要の選択を常にすることで、自分の未来を少しずつ確実に自分の思っている方向に向けてくれます。

そして、間違いなく自分が思い描いている方向に向かわせてくれます。

片付けができているからと言って、不安にならない、っていうわけではないですが、前より不安なことはすごく減っています。

勉強し続け、日々いろんなことを学んで知識を得たりしながら、自分が今できることを頑張っています。

片付けは一つの方法ですが、私はこの方法に助けられました。

私は今でも、不安な時、もやもやしている時は、片付けやお掃除をして心の整理をして、自分がどうしたいのかを確かめています。

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投稿者プロフィール

山本 裕子上質な暮らしアドバイザー
夫婦二人賃貸暮らし
片付けを通して意識改革をしてもらい、今よりワンランク上の上質な暮らしをご提案しています。
自然派、シンプルライフをしながら横浜を中心に片付け作業、講演会、講座をして活動しています。
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