世界は変えられないけど気分は変えられる

最近読んだ本にすごく良い言葉がありました。

森沢明夫著の『エミリの小さな包丁』の中に出てきた言葉です。

「世界は変えられないけど気分は変えられる」

この言葉すごくないですか?

私、ズドーンと心に刺さりました。

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エミリの小さな包丁

この小説は、都会の生活にボロボロになった若い女性が、15年連絡とっていなかった田舎のおじいちゃんのお家に転がりこんで、心を癒されていくお話です。

おじいちゃんと一緒にお料理をしながらどんどん心を癒していく過程が読んでいるだけでこちらも癒されます。

読むサプリです。

気分を変える

小説の主人公が落ち込んでいる時に、田舎の優しい男性に言われる言葉であり、小説の中に出てくる作家が書く本の中の言葉として出てくる言葉が

「世界を変えられなくても、気分を変えることはできる」

です。

人を変えたり、世界を変えたりすることはできませんが、自分の気分を変えることはできます。

小説の中では、気分を変えるために

「小さい幸せを見つけて噛み締めるこから始めたんだ」

と言っていました。

すごく素敵ですよね。

いきなり大きく変えるのは難しいですけど、少しずつ変えるって大事ですものね。

片付けでも

片付けも気分を変えるのにすごく向いています。

さっきの言葉と一緒で、小さなところから少しずつするだけでも、気持ちがスッキリして気分が変わります。

自分の人生をよりよくするために、ほんの少しの変化をするだけでも前に進みます。

足踏みしても良いし、のんびりしても良いですが、楽しく過ごしたいですよね。

いろんなことを変えるのは難しいし、できないかもしれませんが、自分の周りを片付けるだけで、気分が変わります。

気分が変わると

つい先日お伺いしたお客さ様からの感想に、

「今まで見えてなかったゴミが見えるようになって、毎日お掃除するようになりました。そうすることで、家の中を清潔にしている自分って偉いって思えるようになって、少しずつ自分に自信がついてきました」

とありました。

この方が特別なんじゃなくて、同じような感想をよく聞きます。

ちょっと気分を変えるだけで、自分のこれからの人生が変わる可能性があります。

気分を変えるにはいろんな方法があるとは思いますが、片付けもその一つです。

私は、落ち込んだ時は、引き出し一つを整理したり、掃除をしたりして気分を変えています。

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投稿者プロフィール

山本 裕子上質な暮らしアドバイザー
夫婦二人賃貸暮らし
片付けを通して意識改革をしてもらい、今よりワンランク上の上質な暮らしをご提案しています。
自然派、シンプルライフをしながら横浜を中心に片付け作業、講演会、講座をして活動しています。
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