元消防士に学んだ!3日感を生き抜く準備

防災グッズのプロに学んだ!暮らしに馴染む“防災チェア”の魅力

おはようございます。
神奈川県横浜市在住の整理収納アドバイザー、山本裕子です。

先日、防災グッズを販売されている会社の代表の方とお話しする機会がありました。
その方は元消防士さん。世界中の消防現場を見て回り、さらに東日本大震災でも実際に救助活動に携わったご経験をお持ちです。

直接お話を伺うと、テレビや本では得られない“本当に必要なこと”が伝わってきました。


生き抜くカギは「最初の3日間」

大災害が起きたとき、支援物資が届くのは早くても3日後。
だからこそ 「まずは3日間を自力で生き抜ける準備」 が必要だと強調されていました。

公助・共助・自助

  • 公助:行政や公共機関の救助
  • 共助:地域の助け合い
  • 自助:自分や家族を守る力

大きな災害時には周りの人も全員被災者。
「助けてもらえる」と思わず、自分と家族を守るために備えることが大切だと改めて感じました。


元消防士さんから学んだ「必須アイテム」

✔ 被災後に座れる椅子(床に直座りは心身ともに辛い)
✔ 寒さ対策(暑さは我慢できても寒さは命を奪う)
✔ 水と食料(必ず不足するため自分で備える)

特に「椅子」は意外でしたが、体育館の床や瓦礫の上で過ごす場面を想像すると納得です。


暮らしに馴染む防災グッズ「防災チェア」

そんな学びを形にしたのが、こちらの 防災チェア

株式会社FCSの防災チェア

普段は玄関に置ける椅子。

いざという時はリュックに変身し、72時間分の必需品が入っています。

狭い玄関に「非常持ち出し袋を置けない」という片づけ現場でのお悩みを、まさに解消してくれるアイテム!

実際に座ってみましたが、座り心地も良く、リュックへの切り替えも簡単でした。
防災グッズは“備えただけで満足して押入れに眠る”ことが多いですが、この形なら暮らしに溶け込み、ちゃんと「持ち出せる」のがいいところです。


ちょっと残念だと思った点

  • 防水素材ではない
  • 難燃素材ではない
  • 反射板がない

ただし、これらを差し引いても「普段から玄関に置けて、いざという時に役立つ」という安心感は大きいと感じました。


まとめ

整理収納の視点から見ると、防災グッズは 「使える場所に置けるかどうか」 がとても重要です。
しまい込むと、いざという時に持ち出せません。

今回ご紹介した防災チェアは、
✔ 玄関で毎日使える
✔ 省スペース
✔ 必要最低限の防災アイテムが入っている
という点で、とても実用的だと思いました。

まだ防災グッズを揃えていない方は、こうした「暮らしになじむ防災アイテム」から始めてみてはいかがでしょうか?

投稿者プロフィール

山本 裕子上質な暮らしアドバイザー
夫婦二人賃貸暮らし
片付けを通して意識改革をしてもらい、今よりワンランク上の上質な暮らしをご提案しています。
自然派、シンプルライフをしながら横浜を中心に片付け作業、講演会、講座をして活動しています。
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