大きな災害に備える
トルコ、シリアで大きな地震があり、地震の怖さを再確認しました。
地震は本当に怖いです。
地震以外の災害も怖いですが、地震は突然やってくるから怖いです。
突然やってきたときに少しでも命が助かるようにしたいです。
我が家がしている地震の備えをご紹介します。
目次
防災の種類
防災には種類があります。
いのちを守る防災、逃げるための防災、数日間を生き抜く防災の3つがあります。
今回は、我が家のいのちを守る防災をご紹介します。
いのちを守る防災
私は、いつも一番に「いのちを守る防災」をしてもらいたい、と伝えています。
それは、いのちを守る防災をしないと、その後の逃げるための防災や数日間生き抜く防災が意味を持たないからです。
いのちがなかったらいくら備蓄していても食べられないです。
そんなことにならないためにも、まずは「いのちを守る防災」をしてもらいたいです。
ハザードマップを見る
私は、ハザードマップをチェックして、自分のお家や職場の立地をしっかり見ています。
ハザードマップにはあらゆる災害の情報が載っています。
起こりやすい災害を知る
自分の地域に起こりやすい災害の情報を知るのはとっても大事です。
自分のお家がどんな立地にあるか知っていますか?
お引越ししたてだったり、知ってるつもりだったりしませんか?
私たちは、転勤族なので、お引越しするたびにハザードマップを確認して、どんな立地なのかを知るようにしています。
新しいハザードマップはどんどん新しい情報に変わっています。
今のハザードマップは、「想定最大規模」の災害での被害が載っています。
この地図を見ると新横浜駅は豪雨がきたら沈んでしまう可能性があります。
私たちの住んでいる場所は、想定最大規模の内水ハザードマップの2〜20cmにかかっています。
とんでもない豪雨になる予報になったら、うちも浸水する可能性があります。
備蓄を備える場所などをちょっと高めにするようにしています。
避難場所を知る
避難場所を知っていますか?
避難場所は、災害によって変わります。
津波、洪水の起こったときと、地震が起こったときとでは、逃げる場所が変わってくることもあります。
私たちが避難する場所は洪水、地震など全部の避難場所として使えるところです。
なので、避難場所も避難所も同じところになります。
避難場所:危険から逃れるために一時的に避難する場所
避難所:自分のお家に住めなくなって、しばらく生活をする場所
自分が避難しようと思っている場所が、どういう災害の時に逃げたら良い場所なのかをしっかり把握しておきましょう。
避難場所の経路
避難場所への道筋が安全かどうかもチェックが必要です。
うちはラッキーなことに想定外の豪雨が来た時以外は、経路も安全です。
でも、今まで住んでいた地域の中には、崖崩れがしやすい地域や、浸水しやすい地域を通らないといけないときもありました。
私たちは、安全であっても何通りかの道筋をチェックしておくようにしています。
片付けをする
私は、整理収納アドバイザーでもあるので、片付けはしっかりしています。
阪神淡路大震災を経験しているので、家具の転倒などには特に注意しています。
片付けで救われる命はものすごく多いです。
直置き
直置きをしない。
これ、本当に危ないです。
片付け作業で意外と多いのが、備蓄のお水を廊下に置いているお家。
逃げる時に直置きしているものにつまづいて怪我をしたり、道を塞いだりして、逃げられなかったりすることもあります。
東日本大震災の時もネットで上がっていた動画で、モノが多すぎて玄関が塞がれているお家がありました。
子どもだけだったら、逃げられない可能性があります。
直置きは普段の生活でも危ないです。
我が家では直置きだけは、絶対にしないようにしています。
出しっぱなし
収納の中になるべくモノを収納しています。
地震のときは、モノが凶器になります。
出しっぱなしにしているだけで、飛んできて、凶器になります。
収納の中に入っていると、飛び出してくる確率は減ります。
収納の中で落ちたり、壊れたりするかもしれませんが、扉が開かない限りは外に飛ばないです。
扉は引き戸の方が地震には強いですが、最近は耐震ラッチがついている扉も多いので、震度4以上になると開かないようになっています。
そうすると、飛び出す確率がさらに減るので安心です。
家具の配置と耐震グッズ
家具の配置を考えて置いています。
寝ているお部屋には、高い家具を置かないようにしています。
そして、お部屋の出入り口にも高い家具はおかないようにしています。
寝ている時に地震が起こったら、高い家具が倒れて危ないですし、出入り口近くの家具が倒れたら逃げ道を塞いでしまうかもしれません。
ただ、今回のお家はどうしても寝室に背が高いものを置かないといけなかったので、突っ張り棒と不動王をつけています。
これで、震度7まで耐えてくれます。
我が家は、食器棚にラッチをつけて、さらに不動王をつけています。
一番はじめにして欲しいこと
一番最初にやって欲しいことをご紹介しました。
私は、同時に備蓄食や備蓄水なども揃えました。
色々してほしいことはたくさんありますが、まずはハザードマップです。
このマップを見ておくだけでも間違いなく心構えが変わります。
地震は防ぎようがないですが、洪水や土石流などはある程度わかります。
起こりやすい場所からはお引越しする、もしくは豪雨や雨が降り続いているなら、安全なところに避難するようにするのが大事です。
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投稿者プロフィール
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夫婦二人賃貸暮らし
片付けを通して意識改革をしてもらい、今よりワンランク上の上質な暮らしをご提案しています。
自然派、シンプルライフをしながら横浜を中心に片付け作業、講演会、講座をして活動しています。
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