巣立った子ども部屋問題

お子さんが巣立った後、子供部屋をどうしたら良いかわからない、と最近続けざまに質問を受けました。

そのまま残しておく、それとも残さない。

どうするのが良いのでしょうか。

正解はない！

はっきり言うと正解はなくて、自分が好きなようにするのが一番です。

ただ、アラカンの方々のお家の片付け作業にお伺いすると、だいたいのお家が巣立った子供部屋がそのままになっているか倉庫になっているか、になっています。

それはあまりにも勿体無いので、どうすれば良いかちょっと案をご紹介しますね。

子離れと思い出は別にしましょう

子どもさんが大好きすぎて、何も捨てられない人が多いです。

特に子離れできていない人は、お子さんが置いて行ったたくさんのモノの中で老後を過ごしていることが多いです。

愛情深くて素敵なことですが、その大好きなお子さんのモノがいっぱいで自分達の生活がしづらくなっている人が多いです。

お子さんの思い出を大事にしつつ、ちゃんと子離れする方法があります。

モノを捨てても思い出はなくならない

モノを捨てたら思い出がなくなってしまうように思うかもしれませんが、思い出はなくなりません。

確かにものがあると思い出せることも多いので、何を残すかは難しいです。

家族全員でモノを整理すると、思い出を一緒に共有できるので、楽しく片付けができます。

全員でどれを残すのか決めることで、みんなが持ち物を管理することができます。

元子ども部屋の使い方

巣立った子どもさんの部屋の使い方は、無限大です。

自分たちの生活を豊かにするものに使えると良いですよね。

趣味部屋として

書斎、趣味部屋など。

今まで、子育てとお仕事に時間を使っていたと思います。

これからは趣味や自分の好きなことのお部屋を持っても良いし、プライベートスペースを持っても良いですよね。

定年したら、ずっと一緒にお家にいることになるので、それぞれのプライベートのお部屋があっても楽しいですよね。

お部屋を無理矢理使わなくても良いですが、モノを押し込んだだけのお部屋にするのはもったいないです。

私の友人は息子さんが巣立たれた後は、そこを自分のお仕事部屋にして、しっかり活用されています。

子どもさんが帰省された時のスペースに

お子さんが帰省された時に泊まれるスペースとして使う。

お子さんが帰省されたときに、自分が小さい時に使っていたお部屋にそのまま家族で泊まるのもノスタルジックで素敵ですが、狭いお部屋に机とベッドがあったら、なかなか家族で泊まるのは難しいですよね。

結局、違うお部屋に泊まることになるのなら、残している意味がないです。

蔵として

倉庫、パントリーのような場所をもっと素敵に作るのも良いですよね。

ゆったりと所有しているものを管理できる場所を作るのも素敵な使い方です。

コレクションルームのような素敵な収納として使うと、入るのが楽しくなる収納になりますよね。

そこに子どもさんの賞状やトロフィー、絵画、作品なども素敵に収納できると楽しいですよね。

自分たちの人生を大事に

住まいは、自分たちの人生を豊かにする場所です

お子さんのものがあっても全然構わないですが、それらがたくさんありすぎると生活を圧迫してしまいます。

どうせなら、せっかくのスペースなので有意義に使ったほうが良いです。

思い出を大事にしつつ、素敵な使い方ができるようにしてほしいです。

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