片付ける時の【リサイクル】の上手な使い方

捨てるのが下手な人に良い方法として、「リサイクル」という手段があります。

「リサイクル」はとっても良いのですが、使い方を間違えると全然片付けが進まなくなります。

どの「リサイクル」をすれば片付けに効果的なのでしょうか。

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リサイクルの種類

リサイクルにはいろんな種類があります。

私が実際に使ったことがあるものをご紹介します。

買取業者

大手の買取業者さんをよく利用しています。

大手の買取業者さんは、古物商許可を持っている方が取り扱いしてくださるので、とっても安心して買取してもらえます。

私は、出張買取や宅配買取など両方で利用しています。

メリットは、買取してもらうまでの行程がスムーズで簡単。

デメリットは、買取価格はそんなに高くないことです。

大手買取業者をお勧めする理由

買取業者さんはできれば大手の方が安心です。

チラシや訪問で来るような業者さんは、もしかしたら金品を持っていってしまう可能性もあります。よく見極められないようであれば大手の買取業者さんを使う方が良いです。

私が実際に使っている2社さんは、社長さんの講演会をお聞きして、実際にお話をさせていただいたことのあるエコリングさんと、倉庫見学をさせて頂き、経営方針などの研修をうけさせていただきアンバサダーもさせて頂いているブランディアさんです。

エコリング:兵庫県姫路市に本社を置く20年以上の実績のある買取業者のリーディングカンパニーです。エコロジーの輪を広げるためにこの事業を始められて、お客様から買い取ったものは必ず売り切るという姿勢のもとさまざまな取り組みをされている。

ブランディア:東京都に本社のある会社で、創業は20年くらいです。地球にやさしい循環型社会を目指すためにリサイクルの事業をされています。整理収納アドバイザーのアンバサダー制度を取り入れて、片付けの際に出る日用品、衣料品などのリサイクルに力を入れられています。100%リサイクルやリユースをされています。

メルカリ、ジモティなど

メルカリ、ラクマ、ジモティなどのネット販売。

ネット販売はとっても簡単にできます。

お引越し前の友人が家の不用品を色々売ったら、50万くらいの儲けになったと言っていました。

私もトータル10万円以上売っています。

そのくらい、ネットでの不用品販売は簡単に売ることができます。

メリットは、大手の買取業者より高値で売ることができる。

デメリットは、簡単にできるけど、買取業者さんよりすることが多いし、売れるまで時間がかかることもある。

バザー、フリマ、寄付など

バザーやフリーマケットで売ったり譲ったりするのも良いです。

バザーをしている実行委員の方に譲って、教会や子供会などの資金集めの協力ができるのも嬉しいですよね。

寄付も良い方法です。

特にランドセルなどはすごく喜ばれます。

メリットは、人の役に立ったり、人とのコミュニケーションが取れたりして楽しい。

デメリットは、お金がかかったり、時間がかかったりすることがある。

それぞれの方法を適切に使う

片付けの場面では、それぞれの方法を上手に使わないと、ずっと片付かない状態が続くことになります。

せっかくモノを家から出そうとしているのに、なかなか出ていかなくて、やる気も無くなって、なんてことになったら目も当てられないですよね。

モノが少ない人

モノがもともと少ない人、捨てるものが少ない人は、保管場所があるのであれば、自分の好きな方法で手放したらOKです。

高く売りたいならメルカリ、人との交流をしたいならフリマなど。

売ったり、寄付したりするのに時間がかかってもそんなに問題がないからです。

片付け始めの人、モノが多い人

片付け始めの人、モノが多い人は、どれもお勧めしません。

どうしても捨てられない人は、買取業者さん一択です。

とにかくモノが多い、片付け始めの頃は捨てるものが多いです。

いちいち販売をしていたら追いつかないし、時間も足りません。

お金を払って回収業者さんに来てもらっても良いくらいです。

まだ使える大型のものを手放す場合

まだ使えるような家具、ゴルフセット、本棚、白物家電などは粗大ゴミに出すにもお金がかかりますし、時間も2週間から1か月ほどかかります。

こういう大きなものはあるだけで片付かないので、出来るだけ早く家から出したいです。

そういう時は、ジモティがお勧めです。

私は、発送が大変なものは全部ジモティで引き取りに来てもらっています。

今まで、茶箪笥、本棚、椅子、シンク下ラック、ソファなどを販売したり無料でお譲りしたりしました。

無料でも

無料だからと言って説明不足なものはなかなか引き取り手が見つかりません。

新しいものを手に入れたので、1年くらいしか使用していませんが必要なくなりました、などの手放す理由がわかりやすいとすぐに引き取り手や買い手がつきます。

まとめ

捨てて自分の生活を整えることが目的なので、その目的を見失わないようにしましょう。

私も捨てるだけよりもリサイクルのが本当は気持ちが良いです。

でも、そんなことを言っていたら片付かないのも現実です。

私はモノを捨てることで、気持ちがしんどくなったり、心が傷んだりすることも大事だと思っています。

そうやってしっかり心に痛みを刻み込むことで、お買い物の仕方が変わると思うからです。

簡単に捨てる人よりも、なかなか捨てられない人の方がきっと心が痛いはずです。

その痛みをしっかり感じないと同じことを繰り返して、お家が散らかります。

片付けの現場で「ペットボトルのキャップ」や「使う古しの切手」などが入った紙袋やビニール袋などがいっぱい出てきたりします。また、「メルカリに出品しているから売れるまでここに置いてあるんです。」というものがリビングに半年以上あるお家もたくさん見てきました。

しっかりとリサイクルに取り込もうとするあまり、そういうことに時間を費やして、全く自分のお家のことが見えてないんです。

まずは自分の生活を整えることが先決です。

自分の生活を変えるつもりで、リサイクルに取り組んでみてくださいね。

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投稿者プロフィール

山本 裕子上質な暮らしアドバイザー
夫婦二人賃貸暮らし
片付けを通して意識改革をしてもらい、今よりワンランク上の上質な暮らしをご提案しています。
自然派、シンプルライフをしながら横浜を中心に片付け作業、講演会、講座をして活動しています。
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