男性の9割が間違った洋服を着ている!?

9割の人が間違った買い物をしている「成功している男の服選びの秘訣40」という衝撃的な本をご紹介します。

松屋銀座 紳士服バイヤーの宮崎俊一さんのご著書です。

この衝撃的なタイトルの「9割の人が間違っている服選び」は怖いですよね。間違いなく自分も9割に入っている、って思いますよね。

私は、自分のクローゼットはわかりますが、夫の服をどう揃えて行けば良いかわからなかったです。

いろんな本を探しましたが、この本が私の夫にはぴったりだったので、参考にしてお洋服を選んで、クローゼットを整えました。

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どうして夫のクローゼットを整え始めたのか?

夫は私に「これ似合う?」「これとこれって合わせておかしくない?」ってしょっちゅう聞かれていました。

そんなに迷うなら、いつも素敵に見えて、そこそこのクラス感があるようなコーディネートが簡単にできるようなクローゼットがあったら、いちいち私がコーディネートをしなくても良いのにな〜って思っていました。

私が夫のクローゼットに着手し始めたのは、夫が29歳の時です。30代半ばになってから急に良いものを揃え始めたのでは、間に合わないし、お金もついていかない。それなら20代のうちから少しずつ良いものを揃えていけば、夫が30代半ば以降には、いちいち私に聞かなくても、素敵に自分のコーディネートができるようになるんじゃないか、と思ったんです。

この本の良いところは、買うべきものがリストアップされています。これさえ買えばオシャレになれるアイテムが書いてあります。

それをゆっくり5年かけて揃えていけばOKってことでした。

で、どうして、そのアイテムを揃えるのか、という説明がされていて、納得しながら揃えられます。

私たちは、スーツのことを詳しく書いていらっしゃる宮崎さんの著書の中に出てくる「銀座の男市」に行ってきました。そして、実際に宮崎さんにお会いして、スーツを選んでいただきました。

高いスーツをお勧めされるのかと思っていたら、セールになっている中から良いものを選んで、夫にぴったり合うスーツを選んでくださいました。これが、夫のクローゼットを整える第一歩になりました。

本の著者さんに選んでいただいて、次からの購入のポイントなども教えてもらって、とってもお得なお買い物をさせてもらいました。

選んで頂いたスーツは、会社でも褒められたそうです。

分からないなら、初めは本の通りにやってみよう、そこから自分で選んでいけば良いよね、とクローゼットを5年がかりで整え始めました。

休日の服装の考え方を決める

男性で、スーツを着るお仕事の人って、休日にどんなお洋服を着たら良いのか迷うことはないですか?夫はそれで悩んでいました。

若い時は別に何を着ても大丈夫なんです。若さって本当に良いですよね。どれだけだらしない格好をしていても素敵だし、可愛いし、オシャレですよね。

でも、ある程度年齢を重ねた男性がその方法をするのは、よほどのオシャレ上級者じゃないと難しいですよね。

私の夫は、私にいちいち聞いてくるような人なので、もちろんオシャレさんじゃないです。

そんな人が失敗する服選びっていうのがあるそうです。

男性がカジュアルスタイルで失敗する最大の原因は、カジュアルアイテムに不用意に手を出すことにある

カジュアルなお洋服を選ぶのにカジュアルに不用意に手を出すな!とは難しいですよね。

休日には休日用のアイテムを着なくちゃいけない、っていう先入観をまず取り外すところから始めなきゃいけなかったんです。

先入観って生活の中にめちゃくちゃ潜んでますからね〜!

休日もジャケット仕様にする

宮崎さんの考え方は、ある程度の年齢からは、カジュアルでもジャケット仕様にしましょう、と勧めておられます。

きれいめのお洋服が好きな夫なので、ちょうどこの本はぴったりでした。かっちりしたものを元々選ぶので、宮崎さんの選ぶものがしっくりきました。

このあたりで、本ではリストが出てきます。そのまま載せても良いのかどうか分からないので、私達夫婦が買おうと決めたもの、実際に買っていったものをリストにします。

先に言っておきます。宮崎さんのリストはもっとたくさんあります。うちのクローゼットが狭いので、さらに厳選しました(笑)

オールシーズンシャツドレス仕立てのシャツ(ロイヤルオックスフォード生地)
ボトムスドレス仕立てのチノパン
シューズスエードのチャッカブーツ
小物スカーフ
春、夏、秋ジャケットネイビーのウールジャケット
トップスラコステの半袖のポロシャツ
ボトムスグレーのウールのパンツ
シューズデッキシューズ
トップスラコステのハイゲージニット

やっと9割ぐらい揃ってきました。

あと残っているのは、ラコステの半袖のポロシャツだけですね。

どの組み合わせをしても着られるようにしただけで、夫も楽しく選べるようになりました。最近では、登山やキャンプが趣味になってきたので、本気のカジュアルを購入しています。最低限を揃えるようにしています。

登山やキャンプ仕様でもきれいめな商品ってあるもので、ジャケットを羽織ったら意外ときちんとした感が出ます。そういう時にポロシャツは役に立つだろうなって思います。

次に買うのはラコステの半袖ポロシャツです。これを買う!と決めてあるので、余計なものを買わなくて済みます。

オシャレに見えるコツはジャストサイズ

サイズが大事なことは知っていました。

でも、チノパンのサイズなんてS,M,Lの3種類から選ぶもの、って思っていませんでした?

先入観ですよね!

サイズが大事なら、試着はもちろん、細かいサイズまで合わせた方が良いに決まってます。

宮崎さんは、スーツを売っている売り場のパンツを買いなさい、とおっしゃいます。これは、ドレス仕立てのパンツ、と言います。

ドレス仕立てのパンツはサイズが細かいのだそうです。スーツのようにウエストでちゃんと選ぶことができるし、スラックスを作っているような縫製工場で作れられるので、とても素敵に仕上がるのだそうです。

そうすると、ジャケットに合う素敵なパンツスタイルが出来上がります。

デニムをオーバーサイズでカッコよく着こなせる人は、こんなことをしなくても大丈夫。でもうちの夫のように何を着たら良いのか分からない人は、ぜひ、ドレス仕立てのパンツを買ってみてください。

夫のクローゼット

掛けるものはこれだけで済んでいます。

これは休日だけじゃなくて、平日のスーツやアウターも入っています。

着て行っていたり、お洗濯していたりするので、全部では無いですが、まぁだいたいこんな感じです。

【夫のクローゼット】

スーツ 冬仕様3着 合物1着 夏仕様1着

パンツ ドレスパンツ(夏の通勤用2着)ドレスパンツ(オールマイティ用2着)

オーダーシャツ 白4枚、ブルー1枚、ストライプ1枚

ジャケット ネイビー1着、グレー1着

アウター2着

以上です。

畳んでしまってあるものもありますが、引き出し1つで済んでいます。

1つずつをグレードアップ

厳選して選ぶことで、1つずつを少し高いものにできます

高いものが良いわけじゃなですが、高いものはだいたい素材が良かったり、縫製が良かったりします。そうすると見た目に綺麗になります。そのほうが素敵な男性に見えると思いませんか?

枚数が少ないと大事にしますよね。それしかないんですし(笑)

お洋服は必ずブラッシングをします。そうすることで、傷む原因になるクリーニングの回数も減らせます。

5年くらいは充分に持たせることができるので、長く愛用できます。

私の夫のお洋服はもうすぐ5年経つものがありますが、ほとんど傷んでいません。まだまだ保ちそうです。

そうすると、他のアイテムにお金を使えるので、とっても経済的ですよね。

まとめ

リストにされていると、何を買えば良いのか明確ですよね。

自分が足りないものも、持っているものもわかります。

闇雲にいっぱい買ってもオシャレにはなりません。たくさんお洋服があってもダサいおじさんになってしまってはもったいない。

ちゃんとお手入れされているお洋服を着ていると、なんとなく褒められることが多い気がします。

夫は、宮崎さんの本の通りにし始めてから、スーツ、ジャケット、パンツ、オーダーシャツを褒められることが多くなりました。きっと万人受けするコーディネートなんだと思います。

一番びっくりしたのは、

「今日、佐川急便さんがお荷物を取りに来られた時に、そのシャツかっこいいですね!」

って言ってくれたそうです。

夫もすごく喜んでいました。褒められるって嬉しいですものね。

この本を読んで、自分のクローゼットと見合わせて、足りないものをリストアップしていきましょう。

そして、リストアップしたものを、何年もかけてゆっくりと揃えていくだけで、5年後には素敵なクローゼットが手に入ります

宮崎さんの本には、お手入れの方法も書いてあって、めちゃくちゃ使えます。

この本は、お洋服に迷う男性には必ずお勧めしている本です。ぜひ読んでみてください。万人受けするので、お見合いのお洋服や、初デートのお洋服のアイテム選びにもお勧めです。

投稿者プロフィール

山本 裕子上質な暮らしアドバイザー
夫婦二人賃貸暮らし
片付けを通して意識改革をしてもらい、今よりワンランク上の上質な暮らしをご提案しています。
自然派、シンプルライフをしながら横浜を中心に片付け作業、講演会、講座をして活動しています。
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