大掃除は年末年始の行事じゃない!
毎年、この時期は年間家事表のお話をします。
どうしてこのこのお話を10月に入ったらするのか?
それは、12月まであと少し。そして、12月には大掃除が控えているからです。
では、家事を効率よくこなすための秘書的年間家事のお話をしていきます。
秘書的年間家事
家事は年間で計画的にするだけでものすごく楽になります。
大掃除は大変でしんどい。そんな先入観がありませんか?
年末に一気に丸々一軒を掃除するんですもの、大変ですよね?
でも、年末に一気に家中ピカピカにしようとするから大変になるんです。
もちろん年末は年始を迎えるにあたって、煤払いのようなことはしないといけませんが、本当は大掛かりな掃除は必要ないです。
年間で家事を計画的にすれば誰でも必ず大掃除が楽になります。
そんなに難しいことはないです。
難しくはないですが、一番初めだけはちょっと面倒です。
初めの作業だけが面倒で、あとはその通りに動くだけ。
- 毎週すること
- 毎月すること
- 月毎にすること
を決める。
毎週すること
私のお家の曜日ごとの家事をご紹介します。
月曜日:玄関、玄関周り
火曜日:キッチン、コンロ周り
水曜日:洗面所、お風呂、トイレ周り
木曜日:観葉植物、家具
金曜日:収納
土曜日、日曜日:予備日
何これ?
こんなこと毎日?と思うかもしれません。
毎日ここをしっかりするわけじゃないです。適当なんですが、ちょっとだけいつもより念入りにお掃除します。
毎日するお掃除は、床をクイックルワイパーをサーっとするだけ。
月曜日を例にとってみます
毎日:こんな風に朝は昨日の靴が置いてあります。それを毎日ちょこっとお手入れして靴箱にしまいます。その後にクイックルワイパーでサーっと掃き掃除します。
月曜日:毎日のお掃除が終わったら、ドアノブを拭いて、ドアの外側と内側を拭きます。最後に玄関のたたきをアロマ水で拭きあげて終わり。気になったところがあったり、時間があれば、さらにすることもありますが、だいたい10〜30分で終わるくらいの量にしています。
こんな風にいつもより少しだけ念入りにする場所を1週間に1回だけ回ってくるようにしています。これだけでお家全体が楽に綺麗を保てます。何曜日にどこの場所を掃除するかは自由。でも、毎週同じ曜日に同じことをすると楽です。
別に好きなところを掃除してもいいのですが、ちゃんと場所を決めていると、朝から何も考えなくても良いので楽に始めることができます。決めなくてもこの曜日はここをちょっとすれば良いっていうのが、頭を使わなくて良いんです。「どこを掃除する」って決めることは意外にも大変なんです。だから、最初から決めてあるのが大事。
ここいらないなって思ったら別の場所に変えてもOK。規則じゃないので、ゆるい感じでやってみてください。
毎月すること
毎月1回することを決めます。
うちでは、
窓拭き、ベランダ、靴箱、調理家電、調理器具、食器棚、冷蔵庫、洗濯槽、お風呂、洗面所、トイレ、家具拭き、コンセント、本棚、フィルター、換気扇、カーテン、ベッド関連、巾木、歯ブラシ交換など
があります。
これをリストにしておいて、1ヶ月の間にやっていきます。
別に忘れてしまったら、それはそれでOK。でも、リストにしておくと、毎月忘れる、ってことはなくなります。なので、1年間の間に何度か掃除することになります。
そのリストには、1ヶ月に1回すること(掃除以外のこと)も全部書いておくと忘れなくて済みます。うちは歯ブラシ交換などを書いています。
月毎にすること
1月:シンク下、コンロ下、お部屋のフィルター、お正月飾りの片付け、七草粥、鏡開き
2月:靴箱、食器棚、節分、ひな祭り準備、バレンタイン、義父誕生日
3月:チェストの中、ひな祭り、お雛様片付け、ホワイトデー
こんな感じで月毎に掃除にする場所を決めて、1年で家の中の全部のお掃除がまんべんなくできるようにします。そうすることで、年末に大掃除が不要になります。
狭いお家なら2回やっても良いし、1か月にする回数を減らして楽をしても良いし、そんなに頑張らなくてもいいくらいに設定してみて、やってみてください。やってみて、もうちっとできそうなら、もうちょっと増やすようにしてみてください。
家事表の作り方
見やすくまとめた表を作ると場所も取らないですし、やることがわかりやすいです。
まずは曜日ごとにしたい家事を考える。月に1回したほうが良い家事を考える。最後に月毎にする家事を考える。ついでに家族行事や季節行事も書き込んでおく。
こんな風に1枚にしておくと、何をすれば良いのかよくわかります。これを、クリアファイルに入れておきます。
ホワイトボードマーカーでチェックします。月が変わったら消してまた使います。1回作ったら、何年も使えます。
チェックをしていくと、レ印が増えてきて。達成感があります。
こうしておくと、やり残したところがすぐにわかります。忘れていた箇所は、来月重点的にしても良いです。日々、大事なお仕事、お子さんのこと、家のことを考えていたら、掃除をいつしたのかなんてことなんて忘れてしまいます。チェックしていくことで漏れを防ぎます。
月毎の大事なことを書いておけば、
「あ。来月は甥っ子ちゃんのお誕生日だから準備しておこう♪」
「お歳暮の準備をしておこう」
みたいな感じでちょっと前から考えることができます。これがとっても便利です。毎年、することが決まっているのであれば、書いておけば忘れずに済みます。
私は、この表を作る前は、お誕生日を忘れていたり、年賀状を買い忘れていたりして、慌てて準備していました。
でも、この年間家事表のおかげで漏れがものすごく減りました。
ぜひ作ってみてください。
まとめ
年間家事表を作成したら、家族が見えるところに貼っておきましょう。
毎日見えるところが良いです。
まずは、
1週間に1回の念入りお掃除
毎月1回のお掃除
月毎のお掃除、家族行事、季節行事
を考えてみて、書き出してみてください。
そして、それらを表にしてください。
こんな簡単な表を1枚作るだけで、家事のプロみたいになれます。がんじがらめになる必要はなくて、できなかったら次にすれば良いや、って感じにしておくとしんどくなりません。表を作っても完璧にできない時もあります。その度に落ち込むのではなくて、ちょっとでもやっておくと、毎回のお掃除も楽になる、くらいに考えてゆるくやってみましょう。
これで、今年は大掃除はしなくて済みます。年末年始はクリスマスも重なるし、日本人はめちゃくちゃ忙しいです。ちょっとでも楽ができるように、スケジュール作成してみてくださいね。
投稿者プロフィール
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夫婦二人賃貸暮らし
片付けを通して意識改革をしてもらい、今よりワンランク上の上質な暮らしをご提案しています。
自然派、シンプルライフをしながら横浜を中心に片付け作業、講演会、講座をして活動しています。
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