私が実家の片付けに失敗した理由

私は、関西に出張しています。

実家が関西なので、帰省も兼ねて楽しい出張をさせてもらっています。

実家の片付けを今回はしてきました。

でも今までずっと失敗していました。

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実家の片付け

実家の片付けは関係が近ければ近いほど難しいです。

どうしても言い方がきつくなってしまってしまいます。

これは、本当に注意が必要です。

私が心がけていること。

本当にいるの?と聞かない

使っていないことがわかっていても、

「本当にいるの?」

と言われると親は絶対に腹が立ちます。

「全部いる」

となります。

これは、私が昔やっていて、親が片付けに拒否反応を起こすきっかけになりました。

今でも反省しています。

なので、今は、

「これはどの程度使っている?そんなに使っていないのなら、こっちに置くほうが良いかもしれないよ。使っているならもっと使いやすくしない?」

と声をかけるようにしています。

捨てろ!と言わない

「捨てろ」と言われることが一番イヤと言われました。

それはそうですよね。

私に必要でなくても親は必要かもしれません。

頭ごなしに「捨てろ!」と言われたら腹も立つでしょう。

これも、私が昔、失敗したことです。

親に、置いておきたいものも捨てろと言われたのがイヤだったと言われました。

そんなつもりはなくても親にしたらグサグサきているようです。

親世代は、稼ぎがなく年金生活の人が多いので、現役時代より収入が少ないことで、すぐに買えない、と思うことが多いです。

それも踏まえて、

「今、使っているものとわけて、別に保管しておかない?」

と言うだけで気持ちが楽になったようでした。

親も気掛かり

写真を撮り忘れたのですが、17袋のゴミが出ました。

まだまだそれでもモノは多いですが、かなりスッキリしました。

私の親は着物が多く、手芸が好きなので、生地や小物類が山ほどあります。

一気にやらずに少しずつでも良いので少しずつ声掛けをすることで、今回の帰省で17袋の着物や洋服を捨てることができました。

親も大量のものを前に気掛かりではあることが多いです。

うちの親もそうだったようで、いつかは整理しないといけない、と思っていたようですが、できなかったようです。

片付けは気力が必要です。

年齢を重ねるほどに判断をするのがしんどくなります。

親も気掛かりなことがわかったら、少しずつ片付けをしていくのが良いです。

ある程度のものは必要

めちゃくちゃスッキリした生活を求めていない親世代も多いです。

ある程度のものはあったほうが落ち着く場合もあります。

親がどういう生活を望んでいるのかはしっかり確認するのが大事です。

どうして取っておきたいのか、という理由も聞くと、意外な理由もあります。

うちの場合は、着物をリメイクしてみたかったようで、気に入った柄のものを、ワンピースにしたり、ドレスにしたり、小物に作り替えたりしたかったようです。

それなら、好きな柄だけを親が楽しめるようにわかりやすく配置してあげることで、これからの人生を楽しんでもらえます。

親世代が暮らしやすくなるような片付けができるように私も心がけたいと思います。

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投稿者プロフィール

山本 裕子上質な暮らしアドバイザー
夫婦二人賃貸暮らし
片付けを通して意識改革をしてもらい、今よりワンランク上の上質な暮らしをご提案しています。
自然派、シンプルライフをしながら横浜を中心に片付け作業、講演会、講座をして活動しています。
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