【防災】に大事なこと

もうすぐ３月１１日がやってきます。

なので、防災についてしばらくお話ししたいと思います。

私は、東日本大震災は経験していませんが、１９９５年１月１７日に起こった阪神淡路大震災を経験しています。

大きな震災を経験をしても、すぐに忘れてしまいます。

だからこそ、こんな風に１月１７日の阪神淡路大震災の日、３月１１日の東日本大震災の日、４月の熊本地震の日、９月１日の防災の日にはできるだけ、ブログやYouTubeで防災の発信をするようにしています。

片付けのアドバイザーがどうして防災について語るのか、不思議かもしれませんね。

防災と片付け

防災と片付けはとっても密接な関係です。

片付け作業に行くと、危険なお家がいっぱいです。

作業をしていたら、こんなお家はたくさんあります。こういうお家をお片付けするたびに危ないなぁと思っていました。

そんなお家に少しでも良いアドバイスをしたくて、防災についても勉強を始めました。自分の経験も含めて、知識が増えると、片付けがとっても大事なことがよくわかりました。

防災のお話をしている人で、片付け業界の人も多いのは、防災、減災に片付けが有効だからです。

防災、減災にメリットだらけの片付け

防災、減災をしたいなら、まずは片付けをして欲しいです。

片付けをするだけで防災、減災ができます。

その中でも大きな２つをご紹介します

• 危険から命を守る
• 備蓄を置く場所が作れる

危険から命を守る

片付けをするだけで、危険から命を守ることができます。

片付いていないお家は、それだけで危険です。

モノは全てが凶器になります。

片付いていないお家は、モノがたくさんあって、それが散乱しています。

地震が来たら、たくさんのモノが凶器となって飛んできます。

片付いていると、それだけでモノが飛んできません。凶器が減ります。

片付いているだけで、怪我をしたり、命を落としたりすることが減ります。

震災を経験して目覚める

震災を経験したことで、片付けに目覚める人もいます。

それは、モノが飛んできて凶器になったことでモノが怖くなった人です。

たくさんのモノに囲まれていましたのに、震災後はモノを捨てて、すっきりしたお家に暮らしている人もいます。

よほど怖い思いをされたのだと思います。

備蓄を置く場所を作れる

片付けをすると備蓄をちゃんと置く場所が作れます。

備蓄は管理できていなければ備蓄ではありません。

散らかっている家での備蓄の困りごと

• 置き場所がなくて廊下などに直置き
• あちこちの収納庫に備蓄が入っていて、ほとんどが期限切れ
• 備蓄を置きたいが場所がない

などが多いです。

散らかっていると管理が全くできません。

備蓄は滅多に使うことがないので、管理が難しいです。

備蓄の管理方法はこの２つを徹底してください。

• なるべく同じ場所に置く
  • お水はここ、防災食はここ、と場所を決める。
  • 備蓄の場所をしっかりと確保する
• ローリングストックするものは仕組みを作る
  • １日分ずつ小分けにしておいて、定期的に食べて補充をする。
    • 家族４人なら、４人分の１日の食事を１つの箱か袋に入れてわかるようにする。その１日分を日にちを決めて食べるようにして、食べたら補充をするようにする。

この２つの管理をするためにも片付けが大事です。

片付けをして、備蓄を置く場所を確保してくださいね。

片付けが命を救う

片付けをしていると、間違いなく「防災」「減災」になります。

お金をかけなくても良いですし、今すぐに始められます。

防災をするにはまず備蓄、と考える人も多いです。そうすると、場所がない、お金がない、何を買えば良いかわからない、とないないづくしに。

そうならないためにも片付けからしてみてください。

被災したときに必ず思います。

「片付けておいて本当に良かった」と。

片付けをするだけで、

• 命を危険から守れる
• 備蓄を置く場所を作れる

と良いことだらけです。

ぜひ、やってみてください。