家計簿のすすめ
家計簿をつけることで、私たち夫婦の生活は一変しました。
お金の使い方は、人生を変えます。
家計簿はその第一歩でした。
今の私たちは、生活防衛資金を1年分貯めて、投資までやってしまっています。
そうなんです。お金に余裕が出てきました。
目次
家計簿をつけるとわかること
1番は、どんな支出があるのかわかることです。
これがお金にとってものすごく大事なことです。
お金を貯めたい、お金が欲しい、お金持ちになりたいなら、出ていくお金を知っていることが大事です。
だからこそ、家計簿は大事なんです。
家計簿をつけてどんな支出があるのかわかることで、見えてくることがあります。
毎月の支出がだいたい分かる
自分が毎月どのくらい使っているのか知っていますか?
わかっているつもりになっていませんか?
私が講座をしていると、7割くらいの人が支出を正確に知らないです。
お給料の金額は知っていても、何に使っているのか正確に知らない人のが多いです。
自分のお金を使うクセ
自分がどんなことにお金を使っているのかがわかります。
- コンビニでお菓子
- 化粧品をよく買っている
- 毎日カフェに行っている
- サブスク
- 百均によく行く
こんなクセないですか?
自分のお金の使い方のクセも知らない人が多いです。
固定費、変動費が分かる
固定費と変動費を分けて知ることができます。
これを知ると、最低生活費を知ることができます。
家計簿で、この2つの費目だけでつけても良いくらいです。
家計簿の付け方
家計簿をつけたら分かること、見えてくることがあります。
見えてくることで1番大きなものは、
ムダ!
です。
いろいろ考える前に家計簿を実際につけてみたらよく分かるのでやってみてください。
家計簿は、ずっとつけなくても良いです。
とにかく1ヶ月はやってみてください。
まずは費目の書き出し
【固定費】
- 住居費
- 家賃、ローン、家の保険など
- 車の駐車場、車の保険など
- 水道光熱費
- 通信費
- 保険
- 貯金
うちは年間で貯めているものや、サブスクなども固定費にしています。
【変動費】
- お小遣い
- 食費
- 米調味料、嗜好品、外食など
- 日用品
- 交通費
- 医療費
- 教育費
- 交際費
- 雑費
減らしても増やしてもOK。自分が欲しい費目を作りましょう。
これだけ分けても良いですし、固定費と変動費だけの2つの費目でも大丈夫ですが、初めだけは自分がどんなことに使っているのか知るためにもちょっとだけ頑張って細かくやってみるとよくわかります。
我が家の家計簿
うちの家計簿はすごく細かく分けています。私は今までずっと家計簿が続けられなかったのですが、お金をちゃんと貯めるために本気でやってみようと思ってちゃんとした付け方を学んでやり始めました。細かくつけていたことで、自分がどんなことに使っていたのかよくわかりました。
うちは他にも1年に1回支払うものがあれば、それを1年を通してお金を貯めるようにしていますし、毎月のお給料から先取りして貯金と投資に回しています。
うちは3年間つけて初めてお金の流れが完璧にわかりました。私たち夫婦はお金のことに疎かったので、そのくらいかかりましたが、早い人ならすぐに流れは掴めると思います。
うちの家計簿は、ものすごく細分化しているので、嫌になる人が多いと思いますが、ハマるとこれが楽しくなります。
【固定費】
- 家賃
- 災害保険(自転車保険)
- 水道光熱費
- ガス
- 電気
- 水道
- 通信費
- スマホ代
- Wi-Fi代
- サブスク
- レッスンのお月謝
- お小遣い
- 来年用の下着代
- 来年用のお洋服代
- 年会費
- 結婚記念日や二人の旅行代
- 帰省費
- 冠婚葬祭費
- 家族(親戚)のお祝い用
- 家電などの買い替え用
- 貯金と投資
【変動費】
- 食費
- 米調味料
- 嗜好品
- 雑費
- 交通費
- お楽しみ費
- 医療費
- 美容費
うちは完全に固定費が多いです。固定費をしっかり決めることで、変動費の金額を決めやすくなります。好きに使えるようにする方が私たち夫婦には楽です。いろんな方法があるので、自分に合うような方法で家計簿をつけると長続きするんだなぁと思いました。
家計簿をつけているとお金が貯まっていくのが見えます。それを二人でチェックするのが楽しみです。今では、投資金額をたまにチェックするのが楽しくなっています。
予算を決める
初めはどのくらい使っているのか分からないと思うので、予算を決められないかもしれません。
まずは勘でも良いので、一度自分で金額を決めてください。そして、自分の感覚が合っているの確かめてみてださい。
収入を自分の決めた費目に合わせて全てを割り当ててみてください。
この予算がとっても大事になってきます。予算を立てることで、お金をコントロールできるようになります。
お金は意識的に使うのが大事です。無意識に適当に使っていると、お金をコントロールできません。
うちの初めての予算と決算
うちは、夫婦二人で家計簿の勉強を始めました。二人で家計簿をすると一緒に山本家の経営をしていることを実感すると思って、一緒に勉強し始めました。これが本当に良かったな、と今でも思います。
初めて予算を決めた時も、収入からいろんな費目に予算をつけていきますが、予算に残るお金が減ってくると、みずから自分のお小遣いを少し減らすようになっていました。
そして、二人で考えた初めての予算は、合っているものもありましたが、全く的外れなくらい違っているものもありました。
無意識にお金を使っていたんだ、と二人で実感した1ヶ月でした。
また、今まで何気なく使っていたものに予算をつけると、本当にいるのかな?と考えるようになり、無駄を省けるようになりました。
これはすごく大きくて、年間に何十万円という固定費を節約することができました。そうするとその何十万円を貯金や投資に回すことができるようになりました。
決算をする
毎月お給料日ごろに決算をします。
うちは月末ごろにお給料日なので、決算は毎月末と決めています。
決算は出来るだけ家族全員でするのが良いです。
これは私たち夫婦も一緒にやってきて、本当に良かったと感じます。
大人だけじゃなくて、子供も幼稚園くらいからお金の勉強のために決算に参加してもらうのが良いです。
決算ですること
- 予算通りかどうかチェック
- 来月の予算を立てる
予算通りに過ごせたかどうかをまずチェック。オーバーしていたなら、予算を見直すべきなのかどうかを考える。
1円単位で細かいことは気にせずに、流れを掴むことが大事なので、細かいことに時間を取られるようなことはやめましょう。
一旦家計簿を締めて、次月の予算をスケジュール表を見ながら立てていきます。
お子さんがいらっしゃったら、お子さんにも意見を言ってもらいましょう。
「来月は発表会があるから新しいお洋服が欲しいので予算が欲しい」とか
「サッカーボールが欲しいけど、自分のお小遣いからは高いから特別費から予算つけて欲しい」とか
それが通るかどうかは家族の話し合いで決めます。
スケジュールを見ながらするのは、急な出費というのは出てきます。そういうものを見落とさないためにもスケジュール表を見ながらしておくと間違いがないですし、みんなのスケジュールも頭に入るようになるので、家族間での絆も深まります。
うちの特別費の場合
我が家の場合は、お互いにプレゼンをするようにしています。
自分が欲しいものに対して、これを買うことによってどんな良いことがあるか、というのをプレゼンしていきます。夫も納得したら予算をつけます。
勝手に高価なものを買うより、家族みんなでプレゼンしあって、納得してお家に迎える方が間違いなくお金が生きたモノになります。
6年間家計簿をつけてきた私の感想
今となっては、家計簿をつけていなかった頃が信じられないです。
つけていると本当に安心できます。
自分の財産がどのくらいあるのか正確に知っていることは、意味のない不安を減らします。
人間は何かしらの不安があるとモノを溜め込んだり、お金を使わずに溜め込んだり、反対に使い込んだりしてしまいます。
なので、不安を減らすことはとっても大事です。
また、自分がどんなことに使ってしまいやすいのか、使うべきところに使えているのか、というのも分かるようになります。
この金額までは自由に使える、と思ったら、思いっきり使えるし、使える金額がこれだけと分かっていたら、その金額で何をどのくらい買うか考えられるようになります。
家計簿の話をしたら、家計簿をつけることでがんじがらめになるし、おまけに面倒、と言われたことがあります。
私からしたら、家計簿をつけることで、自分の状況を把握できて、コントロールできるので、後々面倒じゃなくなります。
お金を貯めたい、お金の不安をなくしたい、と思う人は一度家計簿に挑戦してみてください。
にほんブログ村
↑ランキングに参加しています。良かったら応援してください。よろしくお願いいたします。
投稿者プロフィール
-
夫婦二人賃貸暮らし
片付けを通して意識改革をしてもらい、今よりワンランク上の上質な暮らしをご提案しています。
自然派、シンプルライフをしながら横浜を中心に片付け作業、講演会、講座をして活動しています。
最新の投稿
- 片付け2024.11.01【引越し】のデメリットをメリットに!新生活を楽しむための3つのポイント
- 片付け2024.10.29区役所で片付け講座
- 片付け2024.10.07片付け前に必ず写真を撮ろう!
- おすすめ商品2024.10.05我が家のおすすめタオルと使い方