凛としたお家

私は、お散歩する時は家を見るのが大好きです。

片付けをするのも好きですが、私はお家が好きです。

家を見て歩くだけでもずーっと飽きないです。

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新しい道で

この前、お茶のお稽古に行く時に20分ほどいろんなお家を見ながら歩いていました。

最近、バスから徒歩に変えたので、新しい景色で楽しんでいます。

新しい道は、どんなお家があるのか楽しみなんですよね。

やっと新しい道に慣れてきたので、少しずつ周りを見る余裕が出てきました。

その道で見つけたお家にハッとしました。

「凛としたお家」

そのお家を「凛としたお家」だと心の中で思いました。

その「凛としたお家」は、遠くからもなんとなく私の目に入っていました。

豪華で瀟洒で、大きなお家って意味ではないです。

なんか素敵で、とにかくすごく凛としていたんです。

綺麗なお庭で枝垂れ梅の木があるから、目立っていたのかと思っていました。

でも違っていました。

整然としている

整然としていたんです。

でも、四角四面な感じではなくて、自然な雰囲気な感じです。

お茶のお稽古に行く前だったからか、ちょっとお茶室のお庭を感じさせました。

利休のお話にあるような

塵一つ落ちていないように掃除したところに、庭にある枝をゆすって葉っぱを数枚落とした

そんな雰囲気のあるような佇まいでした。

綺麗だけど綺麗すぎたり、簡素すぎたりするわけではなくて、本当にめちゃくちゃ綺麗なのに自然なんです。

だから、凛として素敵に見えたんだと思います。

滲み出るもの

凛としたお家の中は、きっと凛としたお部屋だと思います。

人間もそうですが、お人柄って外側に出てきますよね。

同じです。

お家も同じで、お部屋の中の雰囲気が外に出ます。

お部屋の中は収納のなかの雰囲気が外に漏れます。

無理をする必要はなくて、細部まで気持ちを込めるだけで良いと私は思います。

漏れ出る空気感

私が家の中のクローゼットの中を綺麗に掃除して、片付けると、夫が気づいて

「あれ?なんか綺麗だね!」

普段と全然変わらない景色でもなんとなく違うらしいです。

スッキリした空気が流れているようです。

そういう空気のような違いを、「凛としたお家」にも感じたのかもしれません。

漏れ出る空気感は個性です。

私もそんな素敵な空気感をお家からも自分からも出せるようにしたいな、「凛としたお家」を通り過ぎる間に考えていました。

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投稿者プロフィール

山本 裕子上質な暮らしアドバイザー
夫婦二人賃貸暮らし
片付けを通して意識改革をしてもらい、今よりワンランク上の上質な暮らしをご提案しています。
自然派、シンプルライフをしながら横浜を中心に片付け作業、講演会、講座をして活動しています。
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