【防災】防災エキスポに行ってきました!
防災エキスポに行ってきました!
防災エキスポは登録さえすればほとんどの人が入れます。
すごく良い商品がたくさんあって、ご紹介を丁寧にしていきたいと思います。
まず、今回は私の感じたことをご紹介します。
目次
防災のこれから
防災はこれからますます大事になっていくと感じました。
ちゃんと準備することの大事さを実感しました。
自助の強化
政府が自助の強化を進めています。
とにかく自分で自分を守る準備をしないと生き残れません。
都市部では、避難所に2%くらいしか入れない都市もあるそうです。
怖いですよね。
避難所に入れても、全員に非常食があたるかどうか分からないです。
私は公助を受けるのは、どうしようもない最後の手段にしたい、と思っています。
そして、なるべく在宅避難をしたいです。
今までは3日分は準備してください、と言われていましたが、今では最低でも1週間と言われているようです。
私も1週間分準備しています。
特にアレルギーや持病があって、食べ物に制限がある方、お薬を飲まないといけない方は、3日分じゃなくて1週間分の予備は持っておいた方がよいそうです。
3つの講演
講演をされている先生方がいらっしゃって、全部申し込みしていました。
ただ、エキスポ内が面白くて、講演の時間を忘れてお話しを聞いてしまっていて、1つ聞き逃しました😢
3つの講演はどれもとても良かったです。
どのテーマにも共通しているのはフェーズフリーで自助の強化ってことでした!
自助の強化と被害軽減対策
〜まるごと防災の取り組みについて〜
帝人フロンティアの岸本先生の講演は、私も取り入れたい!と強く思いました。
私が特に良いと思ったのは、カーテンです。
Pullshelter プルシェルター
消火機能を持つカーテン。
よくカーテンの上まで火が上がったら逃げろ!と言われます。
化学繊維でできていることが多いカーテンは、燃えやすいです。
だから、あっという間に床で燃えていた火が天井に上がっていくのを助けちゃいます。
このプルシェルターを使うと、カーテンが燃えない素材で出来ているので、延焼時間を遅らせて被害が拡大しないようにしてくれるそうです。
また、大きな火災じゃなくても天ぷら油で火災になった時にパッとお鍋の上にかけるだけで、初期消火できます。
火災時に頭から被って逃げることができます。
消火性、耐熱性がすぐれていて、本当に動画を見せてもらいましたが、ちゃんと消せていました。
カーテンを外すのもすぐに取れるように工夫がされていて、プルックというカーテンフックを開発されています。
帝人さんのホームページに載っていないので、こちらにどんなふうに実験をされたか紹介されていたので、リンクをご覧ください。
お家のカーテンの1つのお部屋はこのカーテンにしたいな、って思います。
フェーズフリー
〜繰り返す災害を解決する持続可能な価値提供方法〜
なんかめっちゃ難しそうなテーマって思いますよね。
このフェーズフリーをわかりやすくフェーズフリー協会の佐藤唯行さんがお話しくださいました。
でも、これは日本では絶対に必要な考え方だと思いましたし、これからは、フェーズフリーが常識になりそうだなぁと思いました。
フェーズフリーとは、「日常時」と「非常時」という2つのフェーズをフリーにするという意味があるそうです。
日常と非常時が同じであれば専用に準備しなくて済むので、非常時に慌てることもないですよね。
バリアフリーを考えてみてもわかると思いますが、バリアフリーって、その機能がどうしても必要な人以外もとっても過ごしやすくなります。
実際に私の実家でのことです。
祖父を引き取ってから、古かった実家をリフォームすることになりました。
祖父の意見を聞いて、トイレとお風呂場に手すりをつけました。
リフォーム後、両親が、「おじいちゃんのために付けた手すり、すごく便利だわ〜。」と言っていました。
気づかないうちに手すりを握っているそうです。
バリアフリーってみんなに優しい機能なんだ!とその時気づきました。
フェーズフリーの商品も同じように非常時用だけじゃなくて、日常でも助かる商品になりそうです。
片付け
私がやっている片付けも究極のフェーズフリー、だと今回のと防災エキスポの講演会の先生がおっしゃっていました。
片付けは日常もしていると、出しやすく使いやすくて日々便利にしてくれます。
非常時には、モノが収納の中に入っているので、浸水や地震の時に凶器にならないです。
災害時の備え
〜食と防災〜
お湯ポチャレシピで有名な今泉マユ子さんがお話しくださいました。
綺麗でめちゃくちゃ明るく講演してくださった今泉先生は管理栄養士さんで防災士さんでもあります。他にもたくさんの資格をお持ちです。
彼女は食のフェーズフリーです。
私もこの考え方をすごくおすすめしています。
お湯ポチャレシピ
お湯ポチャレシピとは、いろんな言い方をします。
パッククッキング、ビニール袋クッキングなど。
とにかくビニール袋にいれてお湯の中で調理する、ってことです。
時短にもキャンプにも防災にもどんな時にも火とお鍋とお水とビーニール袋があればできます。
日常から
日常にもお湯ポチャレシピをたまに導入しておくだけで、被災後の食事が変わる、と先生はおっしゃっていました。
練習していなければなかなかできません。
失敗が少ないお湯ポチャレシピですが、私も初めてやってみた時はドキドキしました。
普段から何度も作っていると自信を持って美味しいお料理を被災している時にも作ることができます。
温かい美味しい食事は間違いなく心も温まります。
家の中にもある食材のほとんどをお湯ポチャレシピに使えます。
と言うことは、食材を無駄にすることがありません。
私は、片付けの現場でいろんなお家を見ていますが、だいたいのお家には、1ヶ月分以上の食材があると思います。
火や熱を使わなくても食べられる食事の準備はもちろん大事ですが、その準備をとりあえず1週間分準備できたら、あとはお湯ポチャレシピを合わせて1ヶ月は凌げるんじゃないかと睨んでいます。
防災エキスポで感じたこと
災害大国日本だからこそ、世界に防災のことを発信していきたい、とみなさんおっしゃっていました。
私も大地震を経験しています。
そんな私が、まだ経験したことがない人にどんなアドバイスができるだろう、と考えました。
私は、普段から防災についての発信もしていますが、まだまだ身近な人にも届いていないことがあります。
少しずつ押し付けがましくない程度に、防災について発信していきたい!と強く感じました。
在宅避難できるようにする
在宅避難ができるようにする、というのはすごく大事です。
もちろん仕方がない場合もあります。
(ここで言う在宅避難は、避難所で生活をしない、ということで、災害が起きる前後で避難をしないってことではありません)
在宅避難ができるのは、精神的にとっても楽です。
衛生的にも良いですし、プライバシーが守られるのは、安心できます。
家の補強
家を耐震設計にする、もしくは補強して耐震特級を上げる。
家具の固定
家具を固定したり、片付けたりして、ものが凶器にならないようにする。
1週間分の備蓄
お水、トイレ、食料の備蓄を1週間以上準備する。
防災用品は、どんどん進化していますし、新しい考え方もたくさん出てきています。
今までの災害を教訓にこれからの災害に対応していきたいと思います。
普段から常に不安がるのではなくて、日常でも非常時に対応できるような生活をすることで、非常時に慌てないように不安にならないようにしたいと思いました。
いつ起こるか分からないものに不安がらずに皆さんも一緒に備えていきましょうね!
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投稿者プロフィール
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夫婦二人賃貸暮らし
片付けを通して意識改革をしてもらい、今よりワンランク上の上質な暮らしをご提案しています。
自然派、シンプルライフをしながら横浜を中心に片付け作業、講演会、講座をして活動しています。
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