ゆうちょ銀行解約の罠

なんか「罠」って書くとゆうちょ銀行が悪いみたいに聞こえますが、実際は私が悪いです。

でも、罠なんじゃないかと思うくらい手間と時間がかかりました。

スポンサーリンク

銀行口座を整理

8年前に家計簿を勉強してから、銀行口座やクレジットカードの口座を整理しています。

あれから我が家のネット化がどんどん進んで、今となってはネット銀行しか使わなくなってしまいました。

昨年叔父が亡くなってから、相続のお手伝いをしていて、銀行口座がたくさんあることが大変なことを実感しました。

なので、数年間大した要件でつかっていないゆうちょも解約することにしました。

ゆうちょ口座解約

ゆうちょ口座を解約することがこんなに大変だったとは。

これからは、口座を作るときは考えて作成しないといけない、とつくづく思いました。

まぁ、何度も言いますが、私が通帳を失くしていること、それを知らずにほったらかしていたことが原因ですけど。

特定口座を持っている場合

特定口座を持っている場合、投資信託をゆうちょでしている場合は解約できません。

私は、特定口座での取引(投資信託)は全部引き上げていたので、解約はできるのですが、「投資信託を扱っている郵便局」じゃないと解約できませんでした。

ゆうちょ特定口座

投資信託の収益や売却益などを入れる口座で、特定口座を作っておくと確定申告の手間が軽減される。

ゆうちょでも取り扱いできる郵便局とできない局があり、引っ越しの度に近くの取り扱い郵便局に移籍しないといけません。

解約する場合は、移籍したあとに行われるため、1日では解約できなくなります。

私は、軽い気持ちで解約に行ったら、特定口座に指定されている口座だったので、小さい近くの郵便局ではできませんでした。

特定口座はすでに使っていなくて、投資信託もすべて解約していたのですが、口座は解約していませんでした。

ここが問題でした💧

何かを終わらせるときはしっかり「やり切る」ことが大事ですね!教訓になりました。

投資信託を取り扱っているゆうちょ銀行に行って、投資信託の特定口座の解約、その後ゆうちょ銀行の解約、全額払い出し、をすることができました。

窓口が適度に混んでいましたが、30〜40分ほど手続きにかかりました。

休眠口座の解約

一番はじめに軽い気持ちで行った自宅近くのゆうちょで、

「他に口座がないかどうかお調べしましょうか?」

と言って頂いたので、念の為に調べていただくことにしました。

口座を調べる理由

昔は複数の口座を同じ銀行で持つことが可能でしたが、今では1つの銀行では1つの口座を持つのが原則です。

今回の場合は、ゆうちょが必要になったときに、昔の口座が残っていると新しい口座を持つことができません。

そうすると、以前の口座を復活させるか、一度解約して新しく口座を作ることになり、同じような手間がかかります。

こういうことはとっても手間や時間がかかり気力を奪われます。1日でも若いうちにすることが大事だ、と思い調べてもらいました。

今の名前ではすぐに調べてもらえましたが、旧姓のものは1〜2週間かかり、郵送でお知らせになる、とのことでした。

後日、届きました!

あったんです😢

まさか残っているとは思っていませんでした。

知ってしまったからには、モヤモヤするので解約したいです。

ゆうちょへ相談

この「調査結果のお知らせ」を持ってゆうちょ銀行に行ってきました。

小さな田舎町ではなかなかレアケースだったようで、窓口の方がゆうちょ本部に何度も電話で確認をして対応してくださいました。

そこで、わかったことは、すぐには何もできないことでした。

必要なもの

今回すぐに解約できなかったのは、通帳が失くなっていること、旧姓の口座であること、住所が実家であること、結婚してから3回お引越ししていること、という問題があったからでした。

そこで、そういう場合に必要なものが下記の3点です。

*戸籍謄本(旧姓から今の姓に変わったことが証明できるもの)

*戸籍附票(見つかった口座に登録のある住所から今の住所まで漏れなく住所が載っていているもの)

*本人確認ができるもの(運転免許証、マイナンバーカードなど)

*印鑑(できれば口座登録の印鑑、無ければ今使っている印鑑でも可)

すべて揃えました。

戸籍謄本、附票をコンビニで取得する方法

戸籍謄本、附票はだいたいの場合はコンビニで簡単に取得することができます。(コンビニ対応している市町村に戸籍がある場合)

戸籍とは違う場所に住んでいる場合は、一度「申請」が必要になります。

「申請」もコンビニですることができます。

私の場合は、戸籍は「大阪府大阪市」だったので、申請に10円がかかり、1週間弱で申請ができました。(申請の確認はQRコードでできます)

コンビニのコピー機でこのようなものを受け取り、5開庁日後にQRコードを読み込んで、申請の審査完了したことを確認しました。

審査が完了していたら、コンビニで戸籍謄本も附票も取得することができます。

解約手続き

戸籍謄本に旧姓から今の姓に変わったことがわかる内容が載っていること、附票には結婚前の住所(休眠口座に登録のある住所)から今までのすべての住所が載っているという2点を確認して、調査結果のお知らせマイナンバーカード印鑑の5点を持ってゆうちょに行きました。

通帳を失くした人が貯金を払い出しするための用紙に記入して、処理してもらいました。

払い出されるお金は、「金券」が郵送され、それを郵便局にて換金することでお金にすることができるそうです。

あとは金券が郵送されるてくるのを待つだけです。

開設は簡単、解約は大変

開設は簡単にできるようになっていますが、解約は本当に大変です。

特にお金が絡むことは注意も必要ですしね。

ここまで大変なことになるとは思っていませんでしたが、良い勉強になりました。

アラフィフの皆さんは、銀行が多数あった時代を過ごしているので、統廃合された銀行がたくさんあり、知らない間に同じ銀行にたくさんの口座を持っていることがあります。

解約をされる場合は、必ず他にも口座がないかどうか、(旧姓がある方は旧姓でも)調べておくと良いです。

結局、解約しようと思ってから1か月くらいで解約できました。お金を受け取るのはさらに2週間後です。

本当に疲れました。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへ
にほんブログ村

↑ランキングに参加しています。応援をよろしくお願いいたします。

投稿者プロフィール

山本 裕子上質な暮らしアドバイザー
夫婦二人賃貸暮らし
片付けを通して意識改革をしてもらい、今よりワンランク上の上質な暮らしをご提案しています。
自然派、シンプルライフをしながら横浜を中心に片付け作業、講演会、講座をして活動しています。
スポンサーリンク